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求人を出しても応募が来ない…そんな企業こそ動画を活用するべき理由
求人を出しても応募が来ない場合は、求人の掲載場所、仕事内容、応募条件、会社情報、応募方法などを一つずつ確認する必要があります。応募が集まらない主な原因と見直し方、採用動画で補える情報・補えない課題について解説します。

求人サイトへ掲載しているのに応募が来ない、求人広告を出しても採用につながらないと悩んでいる企業もあるのではないでしょうか。
応募が来ない原因は、採用動画がないことだけではありません。求人情報が見られていない、仕事内容が分かりにくい、応募条件を比較しにくい、会社について判断できる情報が少ないなど、さまざまな可能性があります。
まずは、求職者が求人を見つけてから応募するまでのどこに問題があるのかを確認することが大切です。
採用動画は、文章だけでは説明しにくい仕事内容、職場、設備、仕事の流れなどを伝えるために活用できます。一方で、給与や勤務地、応募条件が希望に合わない、求人そのものが見られていないといった課題を、動画だけで解決することはできません。
この記事では、求人を出しても応募が来ない主な原因と見直したい項目、採用動画で補える情報について解説します。求人広告と動画をどのように組み合わせればよいかも紹介します。
この記事で分かること
✓ 求人を出しても応募が来ない主な原因
✓ 求人情報で見直したい項目
✓ 会社のホームページに必要な採用情報
✓ 採用動画で補えること・補えないこと
✓ 求人広告と採用動画を組み合わせる方法
目次
- 1. 求人を出しても応募が来ないときに確認すること
- 2. 求人情報が見られていない
- 3. 仕事内容や応募条件が分かりにくい
- 4. 会社について判断できる情報が少ない
- 5. 応募までの手順が分かりにくい
- 6. 採用動画で補えること・補えないこと
- 7. 求人広告と採用動画を組み合わせる方法
- 8. まとめ
1. 求人を出しても応募が来ないときに確認すること
求人を掲載しても応募が来ない場合は、すぐに求人広告を増やしたり、採用動画を制作したりするのではなく、どの段階で求職者が応募をやめているのかを確認します。
求人が見られていない場合と、求人は見られているものの応募されていない場合では、必要な対策が異なります。
応募までの流れを段階ごとに確認する
求職者が求人を見つけて応募するまでには、いくつかの段階があります。
✓ 求人情報を見つける
✓ 募集職種や勤務地を確認する
✓ 仕事内容や応募条件を読む
✓ 会社のホームページなどを確認する
✓ 自分に合う仕事か検討する
✓ 応募方法を確認する
✓ 応募フォームを送信する
求人情報がほとんど見られていない場合は、掲載場所、求人タイトル、職種名、勤務地などを見直す必要があります。
求人ページまで見られているのに応募されていない場合は、仕事内容、給与、休日、応募条件、会社情報などが不足していないか確認します。
応募フォームまで進んでいるものの完了していない場合は、入力項目の多さや分かりにくさが影響している可能性もあります。
応募が来ない原因を一つに決めつけない
応募が来ないときに、「給与が低いから」「会社の知名度がないから」「採用動画がないから」と、最初から原因を一つに決めつけるのは避けましょう。
実際には、複数の原因が重なっていることがあります。
例えば、求人情報が見られていても、仕事内容が抽象的であれば、求職者は自分にできる仕事か判断できません。
仕事内容が詳しく書かれていても、会社のホームページに情報が少なければ、安心して応募できる会社か判断しにくくなることがあります。
また、応募条件を満たす人が少ない、勤務地が希望と合わない、同じ職種の求人と比較して特徴が分かりにくいなど、動画では解決できない原因も考えられます。
確認できる数字があれば判断に活用する
利用している求人サイトや採用管理サービスで、求人の表示回数、閲覧数、応募数などを確認できる場合は、その数字も判断材料になります。
表示回数が少ない場合は、求人が見つけられていない可能性があります。
表示回数や閲覧数があるのに応募が少ない場合は、求人内容や会社情報、応募条件などを見直す必要があります。
応募フォームへ移動した人数や完了数を確認できる場合は、応募手順に問題がないかを考える手がかりになります。
ただし、数字だけで原因を断定することはできません。
求人内容、掲載場所、募集する職種、応募条件なども合わせて確認し、改善する項目を整理しましょう。
2. 求人情報が見られていない
求人情報の内容を改善しても、求職者に見つけてもらえなければ応募にはつながりません。
まずは、求人がどこに掲載され、どのような人に表示されているのかを確認します。
募集する人に合った場所へ掲載する
求人サイトによって、掲載されている職種、利用している人、対応する雇用形態や地域などに違いがあります。
募集する職種や対象者と、求人を掲載している場所が合っていない場合、必要な人に情報が届きにくくなることがあります。
✓ 新卒採用か中途採用か
✓ 正社員・契約社員・アルバイトのどれを募集するか
✓ 経験者を募集するか未経験者も対象にするか
✓ 勤務地周辺の人を募集するか広い地域から募集するか
✓ 専門職か幅広い人が対象となる仕事か
すべての求人サイトへ同じ内容を掲載するのではなく、募集する人がどこで仕事を探しているかを考えて掲載先を選びます。
自社の採用サイトだけで募集する場合も、求職者がそのページを見つけるための入口が必要です。求人サイト、検索結果、SNS、会社案内などから採用ページへ移動できるようにします。
職種名を分かりやすくする
社内だけで使われている役職名や、仕事内容を想像しにくい表現を求人タイトルに使用すると、求職者が自分の探している仕事だと気づかない場合があります。
例えば、「総合職」「サポートスタッフ」といった名称だけでは、具体的な業務が分かりにくいことがあります。
求人タイトルや職種名は、一般的に仕事内容を想像しやすい言葉を使います。
必要に応じて、「法人向けインターネット回線の営業」「動画編集スタッフ」など、担当する仕事や対象を補足します。
ただし、実際の仕事内容と異なる職種名を使い、求人を目立たせることは避けましょう。
勤務地を具体的に記載する
求職者が勤務地を指定して求人を探している場合、勤務する地域が分かりにくいと、検索結果へ表示されにくかったり、応募の候補から外れたりすることがあります。
都道府県や市区町村だけでなく、必要に応じて最寄り駅、駅からの移動方法、車通勤の可否なども記載します。
複数の勤務地がある場合は、「勤務地多数」とまとめるだけでなく、実際に募集している場所を確認できるようにします。
入社後に勤務地が変わる可能性がある場合や、担当エリアが決まっている場合も、誤解がないように説明することが大切です。
求人タイトルだけで特徴が分かるようにする
求人一覧では、会社名や本文より先に、求人タイトル、職種名、勤務地、給与などが表示されることがあります。
一覧に並んだときに、何の仕事なのか分からなければ、詳しい求人ページを開いてもらえない可能性があります。
求人タイトルには、仕事内容を正確に伝えられる範囲で、求職者が判断するために必要な特徴を加えます。
✓ 担当する仕事
✓ 対象となる顧客や商品
✓ 勤務地
✓ 未経験から応募できるか
✓ 必要な資格や経験
✓ 働き方の特徴
「高収入」「働きやすい」「アットホーム」といった言葉だけでは、仕事の具体的な内容を判断できません。
給与額、休日数、研修内容など、確認できる情報で特徴を伝えます。
採用ページへの入口を確認する
自社のホームページに採用情報を掲載していても、ヘッダーやトップページから採用ページを見つけにくいと、必要な情報へたどり着けません。
PCとスマートフォンの両方で、採用情報へのリンクが分かりやすい場所にあるか確認します。
求人広告、会社のホームページ、SNSなどを併用する場合は、それぞれの情報が途切れないようにつなぎます。
求人広告から会社について詳しく知りたい人を採用ページへ案内し、採用ページから募集要項や応募フォームへ進める流れを整えましょう。
3. 仕事内容や応募条件が分かりにくい
求人ページが見られていても、仕事内容や応募条件が分かりにくければ、求職者は自分に合う求人か判断できません。
会社側では当たり前になっている業務でも、初めて求人を見る人には伝わらないことがあります。専門用語や抽象的な表現だけで説明せず、入社後の仕事を想像できる情報を記載します。
仕事内容を具体的に記載する
「営業を担当していただきます」「動画編集を行う仕事です」といった短い説明だけでは、具体的な業務内容が分かりません。
誰に、何を、どのような方法で提供する仕事なのかまで説明します。
✓ 主に担当する業務
✓ 商品やサービス
✓ 対応する顧客
✓ 仕事を行う場所
✓ 一日の大まかな流れ
✓ 一人で行う仕事と複数人で行う仕事
✓ 入社後に最初に覚える仕事
✓ 使用する道具やソフト
✓ 目標や評価の考え方
例えば営業職でも、個人のお客様へ提案するのか、法人へ訪問するのか、電話で案内するのかによって働き方は異なります。
動画編集の仕事でも、編集だけを担当するのか、撮影や企画にも関わるのかによって、必要な経験や業務範囲が変わります。
職種名だけで伝わると考えず、自社で実際に行う仕事を記載することが大切です。
仕事のやりがいだけでなく大変な点も伝える
求人では、仕事の魅力ややりがいを中心に伝えたくなるかもしれません。
しかし、良い面だけではなく、仕事を始める前に知っておいてほしいことも説明したほうが、求職者は自分に合う仕事か判断しやすくなります。
✓ 覚える必要がある知識
✓ 忙しくなりやすい時期
✓ 顧客対応で求められること
✓ 外出や移動の有無
✓ 立ち仕事や身体を動かす作業の有無
✓ 数字や期限に対する責任
✓ 入社後につまずきやすい点
大変な点を伝える場合は、それだけで終わらせず、研修、マニュアル、先輩社員の同行など、会社がどのように支援しているかも合わせて説明します。
応募条件と歓迎条件を分ける
応募に必要な条件と、持っていれば活かせる経験が混ざっていると、応募できる人が「自分は条件を満たしていない」と判断してしまう可能性があります。
必須条件と歓迎条件を分けて記載します。
✓ 応募に必ず必要な資格や経験
✓ 未経験から応募できるか
✓ 入社後に取得できる資格
✓ 持っていれば活かせる経験
✓ 仕事をしながら覚えられる業務
✓ 会社が求めている人物像
「経験者優遇」と記載する場合も、何の経験をどのように活かせるのかを具体的に説明します。
未経験者を募集する場合は、「未経験歓迎」と書くだけでなく、入社後にどのように仕事を覚えるのかを伝えると判断しやすくなります。
給与や休日などの条件を比較しやすくする
仕事内容に興味を持っても、給与、勤務時間、休日などが分からなければ応募を判断できません。
求職者がほかの求人と比較することも考え、条件を見つけやすく整理します。
✓ 給与の金額と内訳
✓ 固定残業代の有無
✓ 試用期間中の条件
✓ 勤務時間と休憩時間
✓ 残業の有無
✓ 休日・休暇
✓ 勤務地と転勤の有無
✓ 交通費や各種手当
✓ 雇用形態
✓ 社会保険や福利厚生
「給与は経験を考慮」「休日は会社カレンダーによる」といった記載が必要な場合でも、求職者が判断できる範囲で補足します。
実際の条件と異なる印象を与えないよう、求人情報、採用ページ、面接時の説明に違いがないか確認することも大切です。
参考:厚生労働省「労働者の募集広告の表示について」
求める人物像を抽象的な言葉だけにしない
「明るい人」「やる気のある人」「コミュニケーション能力が高い人」といった表現だけでは、仕事でどのような行動を求められるのか分かりません。
例えば、「明るい人」ではなく「お客様へ自分から挨拶できる人」、「コミュニケーション能力が高い人」ではなく「社内で進捗を共有しながら仕事を進められる人」のように、実際の業務と結びつけて説明します。
求める人物像を具体的にすることで、求職者が自分の経験や働き方と照らし合わせやすくなります。
4. 会社について判断できる情報が少ない
求人情報を見て仕事に興味を持った人が、応募前に会社のホームページやSNSなどを確認することがあります。
そのときに会社情報が少なかったり、長期間更新されていなかったりすると、現在も営業している会社なのか、求人内容が正しいのかを判断しにくくなる場合があります。
会社の基本情報を確認できるようにする
採用ページだけでなく、会社概要やサービス内容など、会社について判断するための基本情報を掲載します。
✓ 会社名
✓ 所在地
✓ 代表者名
✓ 設立年月
✓ 事業内容
✓ 主な商品やサービス
✓ 連絡先
✓ 営業時間や受付時間
✓ 採用情報
✓ プライバシーポリシー
会社概要が掲載されていても、住所、電話番号、社名、代表者などが古いままになっていないか確認します。
求人サイト、会社のホームページ、SNSなどで会社情報が異なる場合は、どの情報が正しいのか分からなくなるため、内容をそろえることが大切です。
何をしている会社なのかを具体的に伝える
会社名と事業名だけでは、どのような顧客へ何を提供している会社なのか分からないことがあります。
商品やサービスの名称を並べるだけでなく、誰のどのような課題を解決する事業なのかを説明します。
複数の事業を行っている場合は、応募する職種がどの事業に関わるのかも記載します。
自分が担当する仕事と会社の事業とのつながりが分かると、求職者は入社後の役割を考えやすくなります。
採用情報を会社のホームページにも掲載する
求人サイトだけに募集情報を掲載し、会社のホームページに採用情報がない場合、求人が現在も有効なのか判断しにくくなることがあります。
会社のホームページにも採用ページを用意し、募集している職種や応募方法を確認できるようにします。
✓ 現在募集している職種
✓ 主な仕事内容
✓ 応募条件
✓ 勤務地
✓ 給与・勤務時間・休日
✓ 選考の流れ
✓ 応募方法
✓ 採用に関する問い合わせ先
募集を終了した職種が掲載されたままになっていないか、求人サイトと採用ページの条件が一致しているかも定期的に確認します。
更新されている会社だと分かる情報を掲載する
会社のホームページに長期間更新がない場合でも、それだけで営業していない会社とは限りません。
しかし、掲載されている情報が古いと、求職者が現在の状況を判断しにくくなることがあります。
会社からのお知らせ、サービスに関する案内、営業時間の変更、採用情報など、必要な情報を更新できるページを用意します。
更新すること自体を目的にして、内容のない記事を増やす必要はありません。会社や求職者にとって必要な情報があるときに、正確な内容を掲載することが大切です。
職場や仕事について伝えられる情報を増やす
会社概要や募集要項だけでは、実際にどのような場所で、どのように仕事をするのか分からない場合があります。
仕事内容に応じて、次のような情報を追加します。
✓ オフィス・店舗・工場などの写真
✓ 仕事で使用する設備や道具
✓ 商品やサービス
✓ 一日の仕事の流れ
✓ 入社後の研修内容
✓ 働くときの服装
✓ 配属される部署
✓ 仕事を進める人数や体制
社員が顔を出して出演する必要はありません。
職場、設備、商品、作業する手元などの写真や映像でも、仕事について伝えられます。社員を撮影する場合は、顔が映らない場合も含め、公開範囲や使用方法を事前に確認します。
良い面だけでなく実際の働き方を伝える
会社の魅力を伝えることは大切ですが、「働きやすい」「成長できる」「雰囲気がよい」といった言葉だけでは、実際の働き方を判断できません。
例えば、教育体制を強みとして伝える場合は、研修期間、教える人、独り立ちまでの流れなどを具体的に説明します。
仕事のやりがいを伝える場合も、どのような場面で顧客から評価されるのか、仕事の成果がどのように分かるのかなど、実際の業務と結びつけます。
求職者が入社後の状況を想像できる情報を掲載することが、会社への理解につながります。
5. 応募までの手順が分かりにくい
求人内容に興味を持っても、応募方法や選考の流れが分かりにくいと、求職者が途中で応募をやめてしまう可能性があります。
求人ページから応募完了までの流れを確認し、必要な情報へ迷わず進めるようにします。
応募ボタンを見つけやすくする
採用ページを最後まで読まなければ応募ボタンが見つからない、ボタンの文字が小さい、背景と同化しているといった状態では、応募方法が分かりにくくなります。
PCとスマートフォンの両方で、応募ボタンが見つけやすいか確認します。
ボタンの文言は、「詳しくはこちら」などの曖昧な言葉ではなく、移動先が分かるようにします。
✓ この求人に応募する
✓ 応募フォームへ進む
✓ 会社説明会へ申し込む
✓ 採用について問い合わせる
✓ 募集中の職種を見る
応募フォームの入力項目を見直す
応募前の段階で多くの情報を入力しなければならないフォームは、求職者にとって負担になることがあります。
選考を始めるために本当に必要な項目かを確認し、応募後でも確認できる情報は分けることを検討します。
✓ 氏名
✓ 連絡先
✓ 希望職種
✓ 希望する連絡方法
✓ 履歴書などの必要書類
✓ 質問・連絡事項
入力必須の項目と任意の項目を分かりやすく表示します。
エラーが出た場合に、どの項目を修正すればよいのか分かることも大切です。
スマートフォンから応募できるか確認する
求職者がスマートフォンで求人情報を確認し、そのまま応募する場合もあります。
文字や入力欄が小さい、横にスクロールしなければ読めない、ボタンを押しにくいといった問題がないか、実際のスマートフォンで確認します。
履歴書などのファイル添付が必要な場合は、対応するファイル形式や容量を応募前に案内します。
スマートフォンからのファイル選択や送信が正常に行えるかも確認しておきます。
選考の流れを事前に伝える
応募後に何が行われるのか分からないと、求職者が不安を感じることがあります。
会社の採用方法に合わせて、選考の大まかな流れを掲載します。
✓ 応募
✓ 書類確認
✓ 面接
✓ 適性検査や実技確認
✓ 最終面接
✓ 採用結果の連絡
✓ 入社日の相談
面接回数、オンライン面接の可否、選考に必要な書類なども、事前に伝えられる範囲で掲載します。
選考方法が変更された場合は、求人サイトと自社の採用ページの両方を更新します。
応募後に受付完了を伝える
応募フォームを送信した後に画面が変わらなかったり、受付完了の案内が届かなかったりすると、正常に応募できたのか分かりません。
送信完了画面や自動返信メールなどで、応募を受け付けたことを案内します。
✓ 応募を受け付けたこと
✓ 今後の連絡方法
✓ 連絡までの目安
✓ 会社からのメールを受信できない場合の確認事項
✓ 採用に関する問い合わせ先
自動返信メールが迷惑メールフォルダーへ入る場合もあるため、確認方法を案内しておくと安心です。
会社側の受信と連絡方法も確認する
応募フォームが表示されていても、送信内容が採用担当者へ届いていなければ対応できません。
フォームを設置した後も、定期的にテスト送信を行い、管理者への通知メールと応募者への自動返信メールが届くか確認します。
採用担当者が不在のときに応募を確認できる人がいるか、応募情報をどのように共有するかも決めておきます。
応募を受け付けたまま長期間連絡しない状態を防ぐため、社内で対応方法を整理することが大切です。
6. 採用動画で補えること・補えないこと
求人情報や応募方法を見直したうえで、文章や写真だけでは説明しにくい部分がある場合は、採用動画を活用できます。
ただし、採用動画を制作すれば、応募が必ず増えるわけではありません。
動画で補いやすい情報と、動画だけでは解決できない課題を分けて考えることが大切です。
採用動画で補いやすい情報
採用動画は、実際の動きや場所、仕事の順番など、文章だけではイメージしにくい情報を伝えるときに役立ちます。
✓ 会社が行っている事業
✓ 募集している職種
✓ 具体的な仕事内容
✓ 一日の仕事の流れ
✓ オフィス・店舗・工場などの様子
✓ 仕事で使用する設備や道具
✓ 商品やサービス
✓ 入社後の研修
✓ 社員や経営者からのメッセージ
✓ 応募から選考までの流れ
例えば、工場内でどのような設備を使用するのか、店舗でどのように接客するのか、外回りの営業が一日をどのように進めるのかなどは、映像を使うことで説明しやすくなります。
社員が出演しなくても採用動画は作れる
採用動画には、必ず社員を出演させなければならないわけではありません。
会社の外観、職場、設備、商品、作業する手元などの映像に、写真、テロップ、ナレーション、図解を組み合わせる方法もあります。
社員の経験や考え方を伝えたい場合はインタビューが適していますが、会社や仕事内容を説明することが目的であれば、社員が出演しない構成でも制作できます。
誰を出演させるかを先に決めるのではなく、動画で伝えたい内容を整理してから構成を考えます。
採用動画だけでは解決できない課題
求人が必要な人に表示されていない場合や、給与、勤務地、勤務時間などの条件が希望と合わない場合は、動画を制作するだけでは解決できません。
✓ 求人の表示回数が少ない
✓ 募集する人と掲載場所が合っていない
✓ 職種名や勤務地で求人を見つけにくい
✓ 給与や勤務条件が比較しにくい
✓ 応募条件を満たす人が少ない
✓ 応募フォームが使いにくい
✓ 応募後の連絡が遅れている
✓ 会社側で応募通知を確認できていない
このような場合は、求人の掲載方法、募集条件、応募フォーム、社内の対応方法などを先に見直す必要があります。
採用動画は、求人そのものの問題を置き換えるものではなく、求人情報を補うために使用します。
動画と求人ページで伝える情報を分ける
動画に多くの情報を詰め込みすぎると、文字が多くなったり、動画が長くなったりして、重要な内容が分かりにくくなることがあります。
動画と求人ページには、それぞれの特徴に合った情報を掲載します。
| 採用動画で伝えやすい情報 | 求人ページで確認しやすい情報 |
|---|---|
| 仕事をしている様子 | 給与とその内訳 |
| 一日の仕事の流れ | 勤務時間・休憩時間 |
| 職場や設備 | 休日・休暇 |
| 商品やサービス | 勤務地 |
| 研修を行う様子 | 応募条件 |
| 社員や経営者のメッセージ | 福利厚生 |
| 会社や仕事のイメージ | 選考の流れ・応募方法 |
同じ情報を動画と文章の両方に掲載しても問題ありませんが、内容が異ならないように注意します。
給与や応募条件などが変更された場合は、求人ページだけでなく、動画内のテロップや説明にも古い情報が残っていないか確認します。
動画を見た後の案内を用意する
採用動画を見て会社や仕事に興味を持っても、その後に詳しい情報を確認する方法が分からなければ、応募へ進みにくくなります。
動画の最後や掲載しているページに、次の行動を案内します。
✓ 募集要項を見る
✓ 職種別の仕事内容を見る
✓ 会社説明会へ申し込む
✓ 採用に関するよくある質問を見る
✓ 応募フォームへ進む
YouTubeに掲載する場合は概要欄、SNSで配信する場合はプロフィールや投稿文などから、採用ページへ移動できるようにします。
採用動画の種類や掲載場所ごとの内容については、「採用動画を成功させるポイント|応募につながる動画の作り方」でも詳しく解説しています。
7. 求人広告と採用動画を組み合わせる方法
求人広告と採用動画は、どちらか一つを選ぶものではありません。
求人広告で募集職種や条件を伝え、採用動画で仕事内容や職場などを補うことで、求職者が応募を判断するための情報を増やせます。
求人広告を会社を知る入口にする
求人広告には、職種、勤務地、給与、勤務時間、応募条件など、仕事を探している人が比較するための情報を掲載します。
求職者が求人の内容に興味を持った後、会社や仕事についてさらに詳しく確認できるよう、自社の採用ページや採用動画へ案内します。
求人広告だけですべてを説明しようとすると、文章が長くなり、必要な情報を見つけにくくなることがあります。
求人広告では応募判断に必要な条件を整理し、職場や仕事の流れなど、映像で伝えやすい情報を採用動画で補います。
採用ページで情報をまとめる
求人サイト、YouTube、SNSなど、複数の場所で採用情報を発信する場合は、自社の採用ページを詳しい情報の確認場所として使用できます。
✓ 会社や事業の説明
✓ 募集している職種
✓ 具体的な仕事内容
✓ 給与・勤務時間・休日
✓ 勤務地
✓ 教育・研修制度
✓ 採用動画
✓ 選考の流れ
✓ 応募フォーム
採用ページに情報をまとめておけば、求人広告や動画から訪れた人が、応募に必要な内容を確認できます。
求人広告、採用ページ、動画で、給与、勤務地、応募条件などの情報が異ならないように注意します。
求人広告から採用動画へ案内する
利用する求人サイトで動画を掲載できる場合は、求人情報と一緒に採用動画を見てもらえます。
動画を直接掲載できない場合でも、求人サイトの利用条件で認められていれば、自社の採用ページなどへ案内する方法があります。
求人サイトによって、動画の掲載方法、外部リンクの設置、使用できるファイル形式などの条件は異なります。
採用動画を制作する前に、利用する求人サイトの掲載条件を確認しておきましょう。
YouTubeやSNSから採用ページへ案内する
YouTubeやSNSの採用動画は、会社や求人を知るきっかけとして活用できます。
動画を投稿するだけで終わらせず、詳しい仕事内容や応募条件を確認できる採用ページへ案内します。
✓ YouTubeの概要欄に採用ページを記載する
✓ SNSのプロフィールから採用ページへ案内する
✓ 投稿文に募集職種を記載する
✓ 動画内で詳しい求人情報の確認先を伝える
✓ 採用ページ側にも関連する動画を掲載する
SNSの短い動画だけで、会社概要、仕事内容、給与、休日などをすべて伝える必要はありません。
一つの動画では一つの仕事や質問を取り上げ、詳しい内容は採用ページで確認できるようにします。
一つの撮影素材を目的に合わせて編集する
採用ページ、YouTube、SNS、会社説明会など、使用する場所ごとにすべての映像を撮り直さなければならないとは限りません。
会社、職場、設備、仕事などを撮影した素材から、掲載場所に合わせて動画の長さや構成を変える方法があります。
例えば、採用ページや会社説明会では仕事内容を詳しく説明する横型動画を使用し、SNSではその一部を短い縦型動画へ編集できます。
複数の場所で使用する予定がある場合は、撮影前に使用先を決め、横型と縦型の両方へ編集しやすい素材を用意することが大切です。
公開後も求人情報との違いがないか確認する
採用動画は、公開した後も同じ内容を長期間使用することがあります。
給与、勤務時間、休日、勤務地、応募条件などが変更された場合は、求人広告と採用ページだけでなく、動画内のテロップやナレーションも確認します。
古い条件が入った動画をそのまま使用すると、求職者がどの情報を信じればよいか分からなくなります。
動画を公開した日や内容を社内で管理し、現在の募集内容と合っているか定期的に確認しましょう。
撮影した素材を見やすい採用動画へ整える
スマートフォンなどで撮影した映像でも、不要な部分を整理し、テロップ、BGM、効果音などを加えることで、仕事内容や会社の情報を見やすくできます。
株式会社インテックでは、お客様にご用意いただいた撮影動画や写真などをもとに、採用動画の編集を行っています。
一つのクライアントにつき一人の編集者が継続して担当するため、制作を重ねながら、お客様が希望する動画の雰囲気や編集の方向性を理解していきます。
編集内容を確認する中で気づいた点があれば、見せ方や次回の動画内容について提案する場合もあります。
💡編集者のワンポイント
採用動画を撮影するときは、動画を掲載する場所を先に決めておくのがおすすめです。
採用ページやYouTubeで使用する横型動画と、SNSで使用する縦型動画では、適した画面の向きや構成が異なります。
複数の場所で使用する場合は、人物や設備を画面の端に寄せすぎず、同じ場面を距離や角度を変えて撮影しておくと、それぞれの画面に合わせて編集しやすくなります。
まとめ
求人を出しても応募が来ない場合は、採用動画がないことだけを原因にせず、求職者が求人を見つけてから応募するまでの流れを一つずつ確認することが大切です。
求人が見られていない場合と、求人ページは見られているものの応募されていない場合では、必要な見直しが異なります。
求人の掲載場所、職種名、勤務地、仕事内容、応募条件、会社情報、応募フォームなどを確認し、求職者が自分に合う仕事かどうかを判断できる情報を整えましょう。
会社のホームページや求人サイトなど、複数の場所に情報を掲載している場合は、給与、勤務地、勤務時間、応募条件などに違いがないことも確認します。
採用動画は、職場、設備、商品、仕事の流れなど、文章だけでは説明しにくい情報を補うために活用できます。
社員の出演は必須ではありません。会社や仕事の映像、写真、テロップ、ナレーション、図解などを組み合わせても制作できます。
一方で、求人が必要な人に表示されていない、勤務条件が希望と合わない、応募フォームが使いにくいといった課題は、動画だけでは解決できません。
求人情報と応募方法を整えたうえで、求職者の判断に不足している情報を採用動画で補うことが大切です。
求人広告を会社や仕事を知る入口とし、採用動画で仕事内容や職場への理解を深め、採用ページで詳しい条件や応募方法を確認できる流れを作りましょう。
それぞれの役割を分けて情報をつなぐことで、求職者が必要な内容を確認しながら応募を検討しやすくなります。
MOVIE CREATION
伝わる動画を、企業の力に。
株式会社インテックでは、YouTube・SNS動画・採用動画・企業紹介動画など、
お客様の目的に合わせた動画制作を行っています。
撮影済みの素材を活用した動画編集についても、お気軽にご相談ください。
