COLUMN
トリミングサロンの動画活用方法|撮影・SNS投稿・同意書のポイント
トリミングサロンで動画を活用するメリットや、施術中・ビフォーアフター・スタッフの接し方を撮影する方法を解説します。飼い主さんから撮影・掲載の許可を得る際の注意点や、コメント管理、同意書テンプレートも紹介します。

トリミングサロンでは、施術前後の変化やトリマーがペットへ接している様子を動画で発信できます。
完成後の写真だけでなく、シャンプー、カット、ドライヤー、爪切りなどの施術風景を見せることで、飼い主さんが普段は見られないサロンでの様子を伝えられます。
トリマーがペットへ優しく声をかけたり、緊張している様子に合わせて休憩を入れたりする姿は、初めて利用する飼い主さんの安心感にもつながります。
一方で、飼い主さんの許可を得ずにペットの写真や動画を公開することは避けなければなりません。ペットの名前や飼い主さんから聞いたエピソードを紹介する場合も、どこまで掲載してよいのか事前の確認が必要です。
この記事では、トリミングサロンに適した動画の企画、撮影方法、SNSごとの見せ方、コメント管理、撮影・掲載への同意の取り方を解説します。そのまま印刷して使える同意書テンプレートも用意しています。
この記事で分かること
✓ トリミングサロンが動画を活用するメリット
✓ 飼い主さんに安心感を与えられる動画の内容
✓ YouTube・Instagram・TikTokに適した企画
✓ ビフォーアフター動画を作るときのポイント
✓ ペットやスタッフを撮影するときの注意点
✓ 飼い主さんから撮影・掲載の許可を得る方法
✓ 公開前に動画を確認してもらう場合の流れ
✓ ペットへの辛辣なコメントを防ぐ方法
✓ 忙しいサロンが撮影や編集を続ける方法
✓ 撮影・掲載同意書テンプレートの使い方
目次
- 1.トリミングサロンが動画を活用するメリット
- 2.動画にすると伝わりやすいサロンの魅力
- 3.トリミングサロンにおすすめの動画企画
- 4.YouTube・Instagram・TikTokの使い分け
- 5.トリミング動画を撮影する方法
- 6.飼い主さんから撮影・掲載の許可を得る
- 7.公開前に飼い主さんへ確認してもらう方法
- 8.コメント欄の管理とペットへの配慮
- 9.ペット・スタッフ・店内の映り込みに注意する
- 10.忙しいサロンが動画投稿を続ける方法
- 11.動画編集を外注するときに伝えること
- 12.撮影・掲載同意書テンプレート
- 13.まとめ
1.トリミングサロンが動画を活用するメリット
トリミングサロンの動画では、完成した姿だけでなく、施術中のペットの様子やトリマーの接し方も伝えられます。
写真だけでは分かりにくいサロンの雰囲気や施術の流れを見せることで、新しいサロンを探している飼い主さんの不安を減らせます。
飼い主さんが見られない施術中の様子を伝えられる
トリミング中は、飼い主さんがペットを預けてサロンを離れることもあります。
そのため、ペットがシャンプーやカットを受けている様子、トリマーへ甘えている姿、施術後にくつろいでいる様子などは、飼い主さんにとって普段は見られない場面です。
✓ シャンプー中の表情
✓ ドライヤーで毛が整っていく様子
✓ カット中に落ち着いている姿
✓ トリマーが優しく声をかけている場面
✓ 施術後に店内で遊んでいる様子
✓ お迎えを待っているときの過ごし方
こうした様子を動画にすることで、施術の仕上がりだけでなく、サロンでどのように過ごしているのかも伝えられます。
トリマーの接し方を見せて安心感を与えられる
初めて利用する飼い主さんは、トリミングの技術だけでなく、自分のペットを大切に扱ってもらえるかも気にしています。
ペットの様子を見ながら優しく声をかける、苦手な施術を無理に進めない、必要に応じて休憩を入れるなど、トリマーの対応は動画だからこそ伝わりやすい情報です。
ペットがトリマーへ自分から近づいたり、抱っこされながら落ち着いた表情を見せたりする場面も、サロンへの信頼感につながります。
ただし、短い動画だけで安全性や技術力のすべてを証明できるわけではありません。実際の対応方針、施術前の確認、体調への配慮なども、Webサイトや店内案内で伝えましょう。
施術前後の変化を分かりやすく見せられる
トリミングサロンの動画では、施術前と施術後を比較するビフォーアフターが作りやすいです。
伸びていた毛が整う、シャンプーで毛並みがきれいになる、ドライヤーで毛がふんわり仕上がるなど、短い時間でも変化が伝わります。
同じ位置や角度から施術前後を撮影すると、仕上がりの違いが分かりやすくなります。
✓ 正面から見た顔まわり
✓ 横から見た全身のシルエット
✓ 足まわりや肉球のケア
✓ 耳やしっぽの仕上がり
✓ シャンプー前後の毛並み
✓ 最後にリボンやバンダナを付けた姿
極端な加工や色の補正を行うと、実際の仕上がりと異なって見える場合があります。毛色や毛並みが自然に見える範囲で編集しましょう。
飼い主さんにも喜んでもらえる
公開した動画へ「かわいい」「きれいになった」といったコメントが付くと、飼い主さんにも喜んでもらえる可能性があります。
サロンに撮影スペースがある場合は、施術後の写真や動画を撮影し、飼い主さんへプレゼントする方法もあります。同じ素材を、許可を得たうえでSNS投稿にも使用できます。
飼い主さんから聞いた性格、好きなこと、普段の様子、家族との思い出などを紹介すると、そのペットならではの投稿になります。
ただし、飼い主さんがサロンへ話した内容のすべてを公開してよいとは限りません。動画や投稿文へ使用するエピソードについても、事前に掲載の可否を確認する必要があります。
新規集客やリピーターとの関係づくりに活用できる
施術例を継続して発信すると、サロンが対応している犬種や猫種、カットの雰囲気、店内の様子を知ってもらえます。
新しいサロンを探している人には検討材料となり、既に利用している飼い主さんには、次回のスタイルを考える参考にもなります。
動画を見た人が予約方法や料金を確認できるように、プロフィールや概要欄から公式サイト、予約ページ、問い合わせ先へ移動できるようにしておきましょう。
2.動画にすると伝わりやすいサロンの魅力
トリミングサロンの動画では、施術の仕上がりだけでなく、店内の雰囲気、使用している設備、ペットへの接し方、トリマーの知識も伝えられます。
予約前の飼い主さんが知りたい情報を具体的に見せることで、サロン選びの参考にしてもらえます。
店内や施術スペースの雰囲気
公式サイトへ店内写真を掲載していても、入口から受付、施術スペースまでの広さや位置関係は伝わりにくいことがあります。
動画で店内をゆっくり撮影すると、サロンの明るさ、清潔感、施術台の位置、ペットが待つスペースなどを確認してもらえます。
✓ サロンの外観と入口
✓ 受付から施術スペースまでの様子
✓ シャンプー台やトリミング台
✓ ペットが待機する場所
✓ 施術後の撮影スペース
✓ 販売しているケア用品
✓ 駐車場や送迎場所
初めて訪れる場所が苦手なペットもいるため、飼い主さんが来店前に店内の様子を把握できることは安心材料になります。
ただし、店内を撮影するときは、預かっているほかのペット、飼い主さんの姿、予約表、カルテ、電話番号などが映り込まないように注意が必要です。
ペットに合わせた施術や対応
同じ犬種や猫種でも、性格、年齢、毛質、体調、苦手なことは異なります。
ペットの様子を確認しながら施術の順番を変える、滑りにくい場所で対応する、シニアのペットへ負担がかからない姿勢を考えるなど、個別の配慮も動画で伝えられます。
✓ 緊張しているペットへゆっくり近づく
✓ 道具を見せたり匂いを確認させたりする
✓ 優しく声をかけながら施術する
✓ 苦手な作業の間に休憩を入れる
✓ ペットが落ち着ける姿勢で進める
✓ 飼い主さんから聞いた注意点を確認する
無理に「おとなしく施術を受けている場面」だけを撮影する必要はありません。ペットの負担を優先し、撮影が難しい場合はカメラを止めましょう。
トリマーの知識や技術
カットの技術だけでなく、毛質に合わせたブラッシング、シャンプー、ドライヤーの使い方なども、サロンの特徴として紹介できます。
専門的な内容を短く分かりやすく説明すると、飼い主さんに役立つ動画になります。
✓ 毛玉を無理に引っ張らないブラッシング方法
✓ シャンプー前に確認していること
✓ 毛質に合わせた乾かし方
✓ 足裏や爪の状態を確認する理由
✓ 耳まわりをケアするときの注意点
✓ 季節に合わせた被毛の管理
技術を見せることだけを優先せず、「なぜこの作業が必要なのか」「ペットへどのように配慮しているのか」も説明しましょう。
自宅で簡単にできるお手入れ方法
飼い主さんが日頃から実践できるお手入れ方法も、動画と相性のよい内容です。
文章だけでは分かりにくい手の動き、道具の持ち方、力の入れ方を映像で見せられます。
✓ ブラッシングを始める場所と順番
✓ 毛を強く引っ張らないコームの使い方
✓ 足を拭くときの持ち方
✓ 顔まわりを清潔に保つ方法
✓ 自宅でできる毛玉の予防
✓ ペットが嫌がったときに中止する目安
✓ サロンへ相談した方がよい状態
「毎日すべて行いましょう」と負担を感じさせるのではなく、短時間で取り入れやすい方法を紹介すると実践してもらいやすくなります。
ハサミやバリカンを使用する作業、耳の奥や皮膚の異常へ対処する行為などは、飼い主さんが無理に行うとけがにつながる可能性があります。家庭でできる範囲と、サロンや動物病院へ相談する範囲を分けて説明しましょう。
写真撮影や季節ごとのサービス
施術後に撮影する写真や動画は、サロンの雰囲気を伝えるコンテンツにもなります。
季節に合わせた背景、小物、リボン、バンダナなどを用意すると、毎回異なる仕上がりを楽しんでもらえます。
ただし、小物を無理に付けたり、撮影時間を長くしたりする必要はありません。ペットが嫌がる場合は装飾を減らし、短時間で撮影を終えましょう。
撮影した写真を飼い主さんへプレゼントし、SNSへ掲載するときは、プレゼント用の撮影と公開への同意を分けて確認することが大切です。
3.トリミングサロンにおすすめの動画企画
トリミングサロンの動画は、施術前後を比較するだけでなく、作業風景、ペットの紹介、お手入れ方法、スタッフの雰囲気など、さまざまな内容で制作できます。
毎回大きな企画を考える必要はありません。日頃の業務の中で撮影できる場面を整理し、無理なく続けられる形式を選びましょう。
施術前後のビフォーアフター
ビフォーアフターは、トリミングによる変化を短時間で伝えやすい企画です。
施術前と施術後を同じ場所、同じ角度、同じ画面の大きさで撮影すると、毛並みやシルエットの違いが分かりやすくなります。
✓ 顔まわりの毛を整える前後
✓ シャンプー前後の毛並み
✓ ドライヤーで毛がふんわりする過程
✓ 足まわりや肉球のケア前後
✓ 全身のカット前後
✓ リボンやバンダナを付けた完成後の姿
施術前の姿を否定的に扱う表現は避けましょう。「ボサボサ」「汚れている」と強調するのではなく、「ここからかわいく整えていきます」など、ペットや飼い主さんへ配慮した言葉を使用します。
シャンプーから完成までの短縮動画
シャンプー、ドライヤー、カット、仕上げまでの流れを短くつなぐと、施術の過程が分かる動画になります。
すべての作業を長く見せる必要はありません。工程ごとに数秒ずつ撮影し、順番に並べるだけでも内容が伝わります。
✓ シャンプーの泡を頭に乗せた姿
✓ 濡れた毛をタオルで拭く場面
✓ ドライヤーで毛が乾いていく様子
✓ ハサミやコームを使う手元
✓ 仕上げのブラッシング
✓ 完成後にカメラを見る姿
ペットの顔へ強い風を当てる、撮影のために施術時間を延ばすなど、安全性や負担に関わる演出は行わないようにしましょう。
無言で作業を見せる動画
トリマーが黙々と作業する様子を、落ち着いて見たい人もいます。
作業音、ブラシが毛を通る音、ハサミの音、ドライヤーの音などを残し、テロップや効果音を必要以上に入れない方法もあります。
✓ ブラッシングの手元を定点で撮影する
✓ 毛が整っていく様子を長めに見せる
✓ カット中のハサミの音を残す
✓ 施術台全体を固定カメラで撮影する
✓ 完成までを早送りで見せる
✓ 作業工程の一部分を切り取る
すべての場面へ説明テロップを入れると、静かな作業動画の雰囲気が失われる場合があります。工程名や注意事項など、必要な情報だけを表示しましょう。
ペットちゃんの性格やエピソードを紹介する動画
飼い主さんから聞いた性格、好きなもの、得意なこと、家族との思い出などを紹介すると、そのペットならではの動画になります。
✓ 好きなおやつやおもちゃ
✓ サロンで好きな過ごし方
✓ トリマーへ見せる表情
✓ 苦手だった施術に慣れてきた様子
✓ 自宅でのかわいい行動
✓ 飼い主さんとの思い出
✓ 名前の由来
エピソードを紹介するときは、飼い主さんがサロンへ話した内容をそのまま公開せず、動画や投稿文へ掲載してよいか確認します。
今回用意した撮影・掲載同意書テンプレートには、好きなこと、性格、思い出などを記入できる欄も設けています。
自宅でできるお手入れ動画
家庭で取り入れやすいお手入れ方法を短く紹介すると、保存して見返してもらえる動画を作れます。
1本の動画へ多くの内容を詰め込まず、「ブラシの持ち方」「毛玉を防ぐ方法」など、一つのテーマに絞りましょう。
✓ 30秒で分かるブラッシングの順番
✓ ペットが嫌がりにくい足の拭き方
✓ 毛玉ができやすい場所
✓ お手入れ用品の選び方
✓ シャンプー後に乾かすときの注意点
✓ サロンへ相談した方がよい状態
医療行為と誤解される説明や、ペットの状態を動画だけで判断する内容は避けます。皮膚、耳、目などに異常が見られる場合は、動物病院への相談を案内しましょう。
スタッフの人柄が伝わる楽しい企画
施術とは直接関係のない企画でも、スタッフ同士の雰囲気やサロンの親しみやすさを伝えられます。
✓ 制限時間内にリボンをきれいに並べる
✓ ペット用品の名前を当てるクイズ
✓ 新人とベテランでブラシの特徴を説明する
✓ スタッフがおすすめのお手入れ用品を紹介する
✓ 犬種や猫種に関するクイズへ挑戦する
✓ サロンで起きた楽しいエピソードを話す
ペットを驚かせる、怖がらせる、無理に参加させる企画は避けます。音や動きの大きい企画は、預かっているペットがいない場所や時間に撮影しましょう。
スタッフが顔を出すことも必須ではありません。手元だけを映す、後ろ姿で出演する、顔へ似顔絵や大きなスマイルマークを重ねるなど、本人の希望に合わせた方法を選べます。
会社のSNSだからといって、スタッフへ顔出しを当然のように求めないことが大切です。
💡編集者のワンポイント
企画を毎回一から考えると、撮影も投稿も続けにくくなります。「ビフォーアフター」「作業風景」「お手入れ方法」「ペット紹介」の4種類を順番に投稿するだけでも、内容に変化を付けられます。撮影できなかった日は無理にカメラを回さず、ペットの安全と施術を優先しましょう。
4.YouTube・Instagram・TikTokの使い分け
トリミングサロンの動画は、投稿するSNSによって適した長さや見せ方が異なります。
すべてのSNSへ同じ内容を投稿することもできますが、利用する人や画面の表示方法に合わせて、冒頭の見せ方、テロップ、説明文などを調整すると内容が伝わりやすくなります。
YouTubeは詳しい説明と継続的な情報発信に向いている
YouTubeでは、短いYouTube Shortsと、施術やお手入れ方法を詳しく説明する通常動画を使い分けられます。
YouTube Shortsは、正方形または縦長で3分以内などの条件を満たした動画が対象です。ただし、トリミングサロンのビフォーアフターや短い施術紹介であれば、必ずしも3分近くまで使用する必要はありません。
✓ 施術前後を短く比較する
✓ シャンプーから完成までをまとめる
✓ ペットのかわいい反応を紹介する
✓ 自宅でできるお手入れ方法を見せる
✓ スタッフの短い企画を投稿する
✓ 通常動画の見どころを紹介する
通常動画では、初回来店の流れ、サロンの設備、犬種や猫種ごとのお手入れ、施術内容などを詳しく説明できます。
「長毛種のブラッシング方法」「子犬のトリミング前に準備すること」など、飼い主さんが検索しそうな内容を動画にする方法もあります。
参考:YouTubeヘルプ「3分間のYouTubeショートについて」
Instagramは仕上がりやサロンの雰囲気を見せやすい
Instagramでは、リール動画、写真投稿、ストーリーズなどを組み合わせて発信できます。
施術後の写真、ビフォーアフター、店内の撮影スペースなど、見た目で魅力が伝わる内容と相性があります。
✓ リール動画で施術の変化を見せる
✓ 写真投稿で完成後の姿を紹介する
✓ ストーリーズで空き状況を案内する
✓ 季節ごとの撮影背景を紹介する
✓ 飼い主さんへプレゼントした写真を掲載する
✓ 複数の写真でカット例をまとめる
過去の投稿がプロフィール画面に並ぶため、色や明るさ、文字の使い方をある程度揃えると、サロンの雰囲気を伝えやすくなります。
Instagramのリールでは、1.91:1から9:16までのアスペクト比の動画をアップロードできます。YouTube ShortsやTikTokにも使用する場合は、最初から縦長の9:16で撮影しておくと再利用しやすくなります。
参考:Instagramヘルプセンター「Instagramリールのサイズとアスペクト比」
TikTokは短くテンポのある企画に向いている
TikTokでは、ビフォーアフター、スタッフの企画、ペットのかわいい反応など、短い時間で内容が分かる動画を投稿しやすいです。
✓ 濡れた姿からふわふわになるまでを見せる
✓ 最初に完成後の姿を一瞬見せる
✓ スタッフ同士でクイズへ挑戦する
✓ お手入れ方法を一つだけ紹介する
✓ 施術中のかわいい表情をまとめる
✓ 無言の作業動画を早送りで見せる
流行している音源や編集方法を取り入れる場合も、サロンやペットの雰囲気に合うかを確認しましょう。
大きな音、急な動き、ペットを驚かせる演出など、動画のために無理な反応を引き出す企画は避けます。
TikTokの「おすすめ」フィードに表示される内容は、ユーザーの操作、コンテンツの情報、ユーザー情報などをもとに決まります。フォロワーだけを対象にするのではなく、初めて動画を見る人にも内容が伝わるように、冒頭でテーマを示しましょう。
参考:TikTokヘルプセンター「TikTokがコンテンツをおすすめする方法」
一つの縦動画を複数のSNSで使用する方法
撮影や編集に時間をかけられない場合は、一つの縦動画をYouTube Shorts、Instagramリール、TikTokへ投稿できます。
ただし、SNSのアプリから保存した動画には、サービス名やアカウント名が表示される場合があります。できるだけ編集前の元データを書き出し、それぞれのSNSへ個別にアップロードしましょう。
✓ 9:16の縦長で撮影する
✓ 重要な文字を画面の端へ置かない
✓ 各SNSのボタンと文字が重ならないようにする
✓ 元の動画データを保存しておく
✓ 説明文やハッシュタグをSNSごとに調整する
✓ 使用するBGMの権利を投稿先ごとに確認する
同じ動画でも、YouTubeでは検索されやすいタイトル、Instagramでは仕上がりやサロンの雰囲気、TikTokでは冒頭の分かりやすさを意識するなど、投稿文を変える方法があります。
5.トリミング動画を撮影する方法
トリミング動画は、スマートフォンと固定用の三脚があれば撮影できます。
高価なカメラを用意することよりも、施術やペットの安全を妨げず、必要な場面を安定して撮影できる環境を整えることが大切です。
最初はスマートフォンで撮影する
SNSへ投稿する短い動画であれば、スマートフォンでも十分に撮影できます。
普段使用している端末で撮影すれば、カメラの準備やデータの移動に時間をかけずに始められます。
✓ 撮影前にレンズを拭く
✓ 空き容量と充電を確認する
✓ 通知や着信が撮影へ影響しないようにする
✓ 手ぶれを防ぐために固定する
✓ 明るさやピントを確認する
✓ 必要に応じて高画質の設定を選ぶ
画質を高くすると、保存容量や編集時の負担も大きくなります。投稿先や編集環境に合わせて設定しましょう。
スマートフォンやカメラを固定する
片手でカメラを持ちながら施術することは避けましょう。
卓上三脚、床置きの三脚、固定用アームなどを使用し、トリマーが両手で安全に作業できる状態にします。
✓ 施術台全体が見える位置に置く
✓ ペットが機材へ触れない距離を確保する
✓ トリマーの移動を妨げない場所へ置く
✓ 電源コードや三脚の脚へつまずかないようにする
✓ ペットが驚く位置から急に近づけない
✓ カメラが倒れないように固定する
固定用アームを施術台へ取り付ける場合は、ペットの動きや振動で外れないか確認します。
カメラのために施術姿勢を変えたり、安全確認がしにくくなったりする場合は、撮影位置を見直しましょう。
定点カメラで施術全体を撮影する
撮影へ時間をかけられない場合は、定点カメラで施術全体を撮影し、後から必要な部分だけを切り出す方法があります。
撮影中に何度もカメラを動かす必要がなく、普段の作業に近い状態を記録できます。
✓ 施術台全体が画面へ入っているか
✓ トリマーの手元が隠れすぎていないか
✓ ペットの顔や表情が見えるか
✓ 強い逆光になっていないか
✓ 個人情報が映っていないか
✓ ほかのペットや飼い主さんが映らないか
長時間撮影するとデータ容量が大きくなるため、施術前に保存容量を確認します。
撮影した動画には、使用しない場面や公開できない情報が含まれている可能性があります。そのまま投稿せず、公開前に全体を確認しましょう。
縦動画と横動画を使い分ける
YouTube Shorts、Instagramリール、TikTokへ投稿する場合は、9:16の縦長動画が使用しやすいです。
YouTubeの通常動画、公式サイトへの掲載、店内モニターなどでは、16:9の横長動画が適している場合があります。
✓ SNSの短い動画は縦向きで撮影する
✓ YouTubeの通常動画は横向きも検討する
✓ 撮影の途中で縦横を頻繁に変えない
✓ 重要な被写体を画面の中央付近に置く
✓ 後から切り抜けるように周囲へ余白を残す
同じ場面を縦と横で使用したい場合は、少し広めに撮影しておくと調整しやすくなります。
ただし、縦動画から横動画へ変更すると左右の映像が不足し、横動画から縦動画へ変更するとトリマーやペットが画面から切れることがあります。主な投稿先を先に決めておきましょう。
ビフォーアフターは同じ位置から撮影する
施術前後の違いを分かりやすく見せるには、撮影位置やペットの向きを揃えます。
✓ 同じ撮影スペースを使用する
✓ カメラの高さと距離を変えない
✓ 正面・横・後ろの順番を決める
✓ 背景や照明を揃える
✓ ペットの全身が入る位置を記録する
✓ 施術前後で極端に異なる加工をしない
床や壁に小さな目印を付けて、三脚を置く位置を決めておく方法もあります。
ペットを同じ姿勢へ無理に固定する必要はありません。撮影に時間がかかる場合は、表情や動きを優先して自然な姿を撮影しましょう。
短い場面を複数撮影する
施術全体を長時間撮影するほかに、必要な場面を5~10秒程度ずつ撮影する方法もあります。
✓ 施術前の全身
✓ シャンプー中の表情
✓ タオルで水分を拭き取る場面
✓ ドライヤーで毛が乾く様子
✓ カットやブラッシングの手元
✓ 施術後の全身と表情
短い動画を複数つなぐことで、テンポのよいビフォーアフターや施術紹介を作れます。
撮影を開始してすぐに作業を始めると、編集時に映像をつなぎにくくなります。各場面の前後に1~2秒程度の余裕を残しましょう。
照明と背景を確認する
店内が暗い場合は、窓からの自然光や撮影用ライトを使用すると、毛色や表情を見せやすくなります。
ただし、強いライトをペットの顔へ近づけたり、急に点灯したりすると驚かせる可能性があります。
✓ 逆光を避ける
✓ 毛色が実際と大きく変わらない照明を選ぶ
✓ 画面へ強い影が出ていないか確認する
✓ 背景へ道具や荷物を置きすぎない
✓ 鏡やガラスへの映り込みを確認する
✓ ライトやコードを安全に固定する
背景を完全に片付けることが難しい場合も、予約表、カルテ、薬品名、飼い主さんの持ち物など、公開できないものを優先して移動しましょう。
音声が必要かを決める
施術工程を説明する動画では、その場で話しながら撮影する方法と、編集時にナレーションを追加する方法があります。
ドライヤーやバリカンの音が大きい場合は、施術後に静かな場所でナレーションを録音した方が聞き取りやすくなります。
無言の作業動画では、すべての音を消す必要はありません。ハサミやブラシなどの作業音を残し、必要に応じて音量を調整します。
施術中のスタッフ同士の会話、電話の音声、飼い主さんの名前などが録音されている場合があります。映像だけでなく、音声にも個人情報が含まれていないか確認しましょう。
6.飼い主さんから撮影・掲載の許可を得る
ペットの写真や動画をSNSへ掲載するときは、撮影前に飼い主さんへ目的を説明し、許可を得ましょう。
「写真を撮影してよい」という許可と、「撮影した写真をSNSや公式サイトへ掲載してよい」という許可は同じではありません。
施術後の写真を飼い主さんへプレゼントするために撮影する場合でも、サロンの宣伝へ使用するときは、掲載について別に確認する必要があります。
撮影と掲載を分けて確認する
最初に、写真や動画を撮影してよいかを確認します。そのうえで、撮影した素材を公開してよいかを確認しましょう。
✓ 写真・動画の撮影に同意する
✓ 写真・動画の撮影を希望しない
✓ 撮影した素材の掲載に同意する
✓ 撮影はよいが掲載は希望しない
撮影を許可した飼い主さんが、SNSへの掲載も許可しているとは限りません。
「撮影した写真はプレゼント用にのみ使用し、外部へは公開しない」という希望にも対応できるようにします。
掲載してよい情報を確認する
ペットの写真だけでなく、名前、犬種や猫種、年齢、性格、エピソードなどを紹介するときも、掲載範囲を確認します。
✓ ペットの写真や動画
✓ ペットの名前
✓ 犬種・猫種・年齢
✓ 性格や好きなもの
✓ 飼い主さんから聞いたエピソード
✓ 飼い主さんの顔や姿
✓ 飼い主さんの声
ペットの名前やエピソードだけで飼い主さんを特定できないように見えても、地域、サロン名、ほかの投稿内容などが組み合わさることで、個人や生活圏が推測される可能性があります。
住所、電話番号、予約日時、車のナンバー、学校や勤務先などにつながる情報は公開しないようにしましょう。
口頭だけでなく書面で残す
撮影のたびに口頭で確認する方法もありますが、後から「どこまで許可したのか」が分からなくなる可能性があります。
撮影、掲載、利用媒体、公開前確認などを選択できる同意書を用意すると、飼い主さんとサロンの双方が内容を確認しやすくなります。
✓ 撮影してよいか
✓ 掲載してよいか
✓ 使用してよい媒体
✓ 掲載してよい情報
✓ 公開前の確認を希望するか
✓ コメント欄をどのように扱うか
✓ 公開後に削除を希望する場合の対応
同意書へ署名してもらった後は、該当する写真や動画と同意内容を確認できるように保管します。
紙で管理する場合は紛失やほかの飼い主さんからの閲覧を防ぎ、データで管理する場合は閲覧できるスタッフを限定するなどの対策も必要です。
同意しない場合も不利益がないことを伝える
撮影や掲載への同意は、施術を受けるための条件にしないようにします。
✓ 同意しなくても施術内容は変わらない
✓ 料金や予約条件は変わらない
✓ 撮影を断っても問題ない
✓ 一部の媒体だけ許可することもできる
✓ 後から削除を相談できる
飼い主さんが断りにくい雰囲気にならないように、「希望しない」を選べる欄を分かりやすく設けましょう。
撮影やSNSへの掲載へ協力してもらったことに対する感謝は伝えながら、同意することが当然だと受け取られない説明が必要です。
スタッフの撮影許可も別に確認する
ペットの撮影に同意を得ていても、一緒に映るスタッフが顔出しを希望しているとは限りません。
✓ 顔を映してよいか
✓ 声を使用してよいか
✓ 名前を掲載してよいか
✓ 制服や名札を映してよいか
✓ 広告へ使用してよいか
✓ 退職後も公開を続けてよいか
顔出しを希望しないスタッフは、手元だけを撮影する、後ろ姿にする、顔へ似顔絵やスマイルマークを重ねるなどの方法で参加できます。
店舗や会社の情報発信だからといって、スタッフが顔を出すことを当然と考えないことが大切です。
本人を判別できる人物写真は、個人情報やプライバシー、肖像に関する問題につながる場合があります。人物を撮影・公開するときは、利用目的や掲載先を説明し、本人の意思を確認しましょう。
参考:個人情報保護委員会「会社の行事で撮影された写真などを、当社内で展示する場合、写真に写っている本人からあらかじめ同意を得る必要がありますか」
同意書の内容を定期的に見直す
新しいSNSを始める、広告へ使用する、印刷物へ掲載するなど、最初に説明した範囲を超えて素材を使用するときは、改めて確認します。
以前に同意を得ているからといって、別の目的へ自由に使用できるとは限りません。
利用する媒体、公開前確認の方法、削除依頼の連絡先などが変わった場合は、同意書の内容も見直しましょう。
7.公開前に飼い主さんへ確認してもらう方法
撮影や掲載への同意を得ていても、実際にどの場面が使用され、どのような文章と一緒に公開されるのかを確認したい飼い主さんもいます。
同意書では、公開前の確認を「希望する」「希望しない」から選べるようにしておくと、飼い主さんの希望に合わせて対応できます。
公開前確認を希望するか選んでもらう
すべての投稿を必ず事前確認にすると、飼い主さんとサロンの双方に負担がかかる場合があります。
公開前確認を希望するか、同意書で選択してもらいましょう。
✓ 公開前の確認を希望する
✓ 公開前の確認を希望しない
確認を希望する場合は、動画だけでなく、投稿文、ペットの名前、エピソード、ハッシュタグなども一緒に見てもらいます。
映像には問題がなくても、文章で紹介される内容は公開してほしくない場合があります。
限定公開や確認用データを使用する
完成した動画を確認してもらう方法には、次のようなものがあります。
✓ YouTubeへ限定公開でアップロードする
✓ 確認用の動画ファイルを送る
✓ クラウドストレージの共有リンクを送る
✓ 店頭でスマートフォンやタブレットから見てもらう
✓ 短い動画であればメッセージアプリから送る
YouTubeの限定公開動画は、通常の検索結果やチャンネルの動画一覧には表示されません。ただし、リンクを知っている人は視聴でき、別の人へリンクを共有することもできます。
限定公開は「サロンと飼い主さん以外が絶対に見られない設定」ではありません。確認用リンクを第三者へ転送しないように案内し、公開後は必要に応じて確認用動画を削除または非公開へ変更しましょう。
視聴する人を指定したい場合は非公開設定もありますが、視聴する飼い主さん側でGoogleアカウントへのログインが必要になるなど、確認の手間が増える場合があります。
参考:YouTubeヘルプ「動画のプライバシー設定を変更する」
確認してもらう項目を具体的に伝える
「問題がないか確認してください」だけでは、何を見ればよいのか分かりにくい場合があります。
確認してほしい内容を簡潔に伝えましょう。
✓ 使用している映像に問題がないか
✓ ペットの名前を掲載してよいか
✓ 犬種・猫種・年齢に間違いがないか
✓ 性格やエピソードの内容が正しいか
✓ 飼い主さんや家族の姿が映っていないか
✓ 自宅や車などを特定できる情報がないか
✓ 投稿するSNSに間違いがないか
修正してほしい部分がある場合は、「動画の○秒付近」「投稿文の○行目」など、該当箇所を具体的に伝えてもらいます。
確認期限を決めておく
確認依頼を送ったまま返事がないと、公開日を決められない場合があります。
事前に返信期限と、期限までに返事がなかった場合の対応を伝えましょう。
✓ 確認依頼を送る日
✓ 返信してもらう期限
✓ 修正できる内容
✓ 修正版を再確認してもらうか
✓ 返事がない場合は公開を保留するか
✓ 公開予定日
返事がないことを「問題なし」と判断して公開するのではなく、確認を希望している飼い主さんの場合は、返事が届くまで公開を保留する方が安心です。
急いで投稿する必要がある場合は、別の動画を先に公開しましょう。
修正できる範囲をあらかじめ決める
飼い主さんから修正の希望があった場合は、ペットの名前を消す、使用する場面を変更する、エピソードを短くするなどの対応が考えられます。
✓ ペットの名前を匿名にする
✓ 特定の場面を削除する
✓ 飼い主さんの声を消す
✓ 人物や車のナンバーへぼかしを入れる
✓ エピソードの表現を変更する
✓ 使用する写真を差し替える
色、BGM、テロップの細かな好みまで無制限に修正すると、投稿を続けることが難しくなります。
公開前確認の目的は、個人情報、掲載範囲、事実関係、ペットや飼い主さんへの配慮を確認することだと説明しておきましょう。
確認内容と返信を保存する
公開前確認を行った場合は、送った動画、投稿文、飼い主さんからの返信を保存します。
✓ 確認用動画のファイル
✓ 送信した投稿文
✓ 確認依頼を送った日
✓ 飼い主さんから承認を得た日
✓ 修正を依頼された内容
✓ 最終的に公開した動画
後から問い合わせや削除依頼があったときに、どの内容へ同意してもらったのか確認しやすくなります。
同意書と確認履歴は、誰でも閲覧できる場所へ保存せず、業務上必要なスタッフだけが確認できる状態で管理しましょう。
8.コメント欄の管理とペットへの配慮
ペットの動画へ「かわいい」「きれいになった」といったコメントが付くと、飼い主さんにも喜んでもらえる可能性があります。
一方で、容姿、犬種や猫種、年齢、飼い方などについて、配慮のないコメントが投稿されることもあります。
飼い主さんが大切にしているペットの動画を預かって公開する以上、投稿後のコメント欄もサロン側で管理する必要があります。
コメント欄を使用するか事前に決める
コメントを受け付けることだけが正解ではありません。
サロンの運用体制や飼い主さんの希望に応じて、コメント欄を使用するか決めましょう。
✓ コメントを受け付けてサロンが管理する
✓ 投稿前に飼い主さんへ希望を確認する
✓ コメントを確認してから表示する
✓ 不適切な可能性があるコメントを保留する
✓ 特定の動画だけコメントを無効にする
✓ コメントを管理できない媒体には掲載しない
飼い主さんがコメントを楽しみにしている場合もあれば、知らない人からペットについて評価されることを望まない場合もあります。
撮影・掲載同意書では、コメント欄をサロンが管理する方法と、コメントを無効にできる媒体だけへ掲載する方法を選べるようにしています。
公開後はコメントを定期的に確認する
投稿直後だけでなく、数日後や数週間後に新しいコメントが付くこともあります。
✓ 投稿当日に確認する
✓ 公開後の数日間は定期的に確認する
✓ 通知を受け取れるように設定する
✓ コメント管理を担当するスタッフを決める
✓ 返信してよい内容を決める
✓ 迷ったコメントは表示を保留する
コメント管理の担当者が決まっていないと、問題のあるコメントが長期間残る可能性があります。
動画投稿を担当する人とコメントを確認する人が異なる場合は、削除や返信が必要なときの連絡方法も決めておきましょう。
辛辣なコメントや容姿への評価を放置しない
ペットの毛質、体形、年齢、トリミング前の状態などについて、否定的なコメントが投稿される場合があります。
✓ ペットの容姿を否定する内容
✓ 飼い主さんを責める内容
✓ 犬種や猫種を批判する内容
✓ 病気や飼育環境を決めつける内容
✓ トリミング前の状態をからかう内容
✓ 個人情報を推測する内容
✓ サロンやスタッフへの誹謗中傷
こうしたコメントを「視聴者の意見だから」と放置する必要はありません。
動画のペットや飼い主さんを傷つける可能性があるコメントは、非表示、削除、報告などの対応を行いましょう。
正当な質問や施術への意見と、ペットや個人への攻撃は分けて判断する必要があります。
すべてのコメントへ返信する必要はない
「かわいい」「また見たい」といったコメントには、お礼を返信すると視聴者との交流につながります。
ただし、すべての質問へ詳しく答える必要はありません。
✓ 感想には簡潔にお礼を伝える
✓ 予約や料金は公式サイトへ案内する
✓ ペットの個人情報に関する質問には答えない
✓ 病気や治療に関する判断は行わない
✓ 飼い主さんしか知らない内容を回答しない
✓ 攻撃的なコメントと言い争わない
ペットの体調や皮膚の状態について質問された場合も、動画だけで診断するような回答は避け、必要に応じて動物病院への相談を案内します。
コメントの保留やフィルター機能を使用する
YouTubeでは、コメントを保留して確認してから公開する設定や、動画ごとにコメント設定を変更する機能があります。
コメントを常に確認できない場合は、最初からすべてのコメントを表示するのではなく、保留や無効化も検討しましょう。
TikTokでも、コメントを投稿できる人の設定やコメントフィルターを利用できます。動画を公開する前に、アカウントと投稿ごとのコメント設定を確認しましょう。
飼い主さんから連絡があった場合は早めに対応する
公開後に飼い主さんから「コメントを消してほしい」「動画を非公開にしてほしい」と連絡があった場合は、該当する投稿を確認して対応します。
✓ 問題のあるコメントを非表示または削除する
✓ 動画を一時的に非公開へ変更する
✓ 投稿文から名前やエピソードを削除する
✓ 動画そのものを削除する
✓ 対応した内容を飼い主さんへ伝える
✓ 同じ動画を掲載しているほかのSNSも確認する
一つの動画を複数のSNSへ掲載している場合は、連絡を受けた媒体だけでなく、すべての掲載先を確認しましょう。
第三者が動画を保存、転載、共有している場合や、検索結果やキャッシュへ情報が残っている場合は、サロン側の操作だけでは完全に削除できない可能性があります。
そのため、公開前に掲載範囲を確認し、必要以上の情報を載せないことが重要です。
9.ペット・スタッフ・店内の映り込みに注意する
トリミング動画では、撮影対象のペットだけでなく、ほかのペット、飼い主さん、スタッフ、店内の書類などが映り込む可能性があります。
鏡、窓、ステンレス製の道具、スマートフォンの画面など、撮影時には気づきにくい場所にも注意が必要です。
ほかのペットや飼い主さんが映っていないか確認する
撮影対象のペットについて許可を得ていても、店内にいるすべてのペットや飼い主さんから許可を得ているとは限りません。
✓ 待合スペースにいる飼い主さん
✓ 施術を待っているほかのペット
✓ 店内へ入ってくる人
✓ ガラス越しに見える通行人
✓ 駐車場にある車やナンバープレート
✓ お迎えに来た家族
撮影中に人やペットが画面へ入った場合は、その部分を使用しない、画面を切り抜く、ぼかしを入れるなどの対応を行います。
小さく映っているから問題ないと判断せず、服装、持ち物、車、ペットとの組み合わせなどから特定されないか確認しましょう。
予約表やカルテを画面から外す
施術スペースや受付付近には、飼い主さんの個人情報が記載されたものがあります。
✓ 予約表
✓ ペットのカルテ
✓ 申込書や同意書
✓ 飼い主さんの氏名や電話番号
✓ 住所が記載された配送物
✓ 会員証や診察券
✓ パソコンやタブレットの画面
✓ スタッフ間で使用する連絡用メモ
文字が読めないように見えても、高画質の動画を一時停止したり拡大したりすると、内容を確認できる場合があります。
撮影前に書類を裏返すだけでは、風や作業中の動きで元へ戻る可能性があります。公開できない書類は、画面へ入らない場所へ移動しましょう。
鏡・窓・金属への反射を確認する
カメラから直接見えない場所でも、鏡や反射する道具へ人や情報が映ることがあります。
✓ 店内の鏡
✓ 窓ガラスや入口のドア
✓ ステンレス製のシンク
✓ ハサミや金属製の道具
✓ 光沢のある壁や家具
✓ スマートフォンやタブレットの画面
✓ 撮影用ライトの反射
鏡に撮影スタッフの顔が映る、窓に駐車中の車が映る、金属へ別の施術台が映るなど、撮影後に気づくこともあります。
撮影前にスマートフォンの画面を見ながら、反射している範囲まで確認しましょう。
スタッフの顔や名札を確認する
顔出しを希望していないスタッフがいる場合は、撮影位置を調整します。
✓ 首から下だけを撮影する
✓ 手元を中心に撮影する
✓ 後ろ姿から撮影する
✓ 顔が入った場面を使用しない
✓ 顔へ似顔絵やスマイルマークを重ねる
✓ 名札を外す、または文字を隠す
小さなモザイクでは、動きによって顔からずれたり、表情や輪郭が分かったりする可能性があります。
隠す必要がある場合は、顔全体を覆える大きさのイラストや似顔絵を使用すると、動画の雰囲気を保ちながら見えにくくできます。
ただし、編集で隠せば自由に撮影してよいわけではありません。撮影すること自体を希望していないスタッフがいる場合は、カメラへ映らないように配慮しましょう。
映像だけでなく音声も確認する
トリミングサロンでは、電話、受付での会話、スタッフ同士の確認などが録音される可能性があります。
✓ 飼い主さんの名前を呼ぶ声
✓ 予約日時を確認する会話
✓ 電話番号や住所
✓ ペットの体調に関する相談
✓ スタッフの私的な会話
✓ 店内放送やラジオの音
✓ ほかの飼い主さんの声
映像に問題がなくても、音声から個人情報が分かる場合があります。
公開できない会話が含まれている部分は、音声を削除する、別のBGMへ置き換える、必要な作業音だけを残すなどの編集を行いましょう。
店内で流している音楽やテレビの音声が動画へ入ると、著作権に関する問題が生じる可能性もあります。
位置情報や投稿文にも注意する
スマートフォンで撮影した写真や動画には、撮影場所などの情報が保存される場合があります。
店舗の所在地を公開しているサロンであっても、スタッフや飼い主さんの自宅、出張先などで撮影した素材を扱うときは注意が必要です。
投稿文にも、来店日時、飼い主さんの生活圏、家族構成などを推測できる情報を必要以上に記載しないようにします。
✓ 正確な来店日時を載せない
✓ 自宅周辺で撮影した場所を公開しない
✓ 通っている施設や学校を書かない
✓ 飼い主さんの勤務先につながる情報を載せない
✓ 家族の予定や不在時間を書かない
✓ 必要に応じて位置情報を削除する
個人情報保護委員会は、写真や動画に含まれる顔、名前、住所、電話番号、位置情報などから個人が特定される可能性があり、一度インターネットへ公開した画像を完全に削除することは難しいと注意を呼びかけています。
公開前に画面全体を止めながら確認する
完成した動画は、通常の速度で再生するだけでなく、場面ごとに停止して確認しましょう。
✓ ほかのペットや人が映っていないか
✓ 書類の文字を読めないか
✓ 鏡や窓へ反射していないか
✓ 名札や制服から個人を特定できないか
✓ 車のナンバーが映っていないか
✓ 音声へ名前や連絡先が入っていないか
✓ ぼかしやイラストが途中でずれていないか
スマートフォンの小さな画面だけでなく、パソコンなどの大きな画面でも確認すると、細かな映り込みを見つけやすくなります。
10.忙しいサロンが動画投稿を続ける方法
トリミングサロンでは、施術、受付、清掃、予約管理などの業務があるため、動画撮影や編集に多くの時間を使えない場合があります。
毎回完成度の高い企画を作ろうとせず、普段の業務の中で撮影できる仕組みを整えることが大切です。
撮影する場面をあらかじめ決める
施術中に「何を撮影しようか」と考えると、作業の流れが止まりやすくなります。
毎回撮影する場面を決めておくと、短時間で必要な素材を残せます。
✓ 施術前の全身
✓ シャンプー中の表情
✓ ドライヤーで毛が整う場面
✓ カットやブラッシングの手元
✓ 施術後の全身
✓ 最後の写真撮影
一つの場面を数秒ずつ撮影するだけでも、ビフォーアフターや短い施術紹介を作れます。
忙しい日は施術前後だけ、時間に余裕がある日は工程も撮影するなど、状況に合わせて撮影量を変えましょう。
三脚の位置を固定する
毎回カメラの位置を考え直すと、準備に時間がかかります。
床へ小さな目印を付ける、使用する三脚を決めるなど、撮影位置を固定しておきましょう。
✓ 施術台全体を撮影する位置
✓ ビフォーアフターを撮影する位置
✓ 施術後の写真を撮影する位置
✓ 縦動画を撮影する角度
✓ 横動画を撮影する角度
撮影位置が揃うと、動画に統一感が出るだけでなく、編集時にも施術前後をつなぎやすくなります。
ただし、ペットの大きさや施術内容によって安全な位置は変わります。固定した場所を必ず使用するのではなく、三脚が作業や移動を妨げる場合は移動しましょう。
定点カメラで作業全体を記録する
撮影を担当できるスタッフがいない場合は、定点カメラを設置して施術全体を記録する方法があります。
後から使用できる場面を選べるため、施術中に何度も撮影を開始・停止する必要がありません。
✓ 施術前に画角を確認する
✓ 保存容量と充電を確認する
✓ 機材が倒れないように固定する
✓ 公開できないものを画面から外す
✓ 撮影許可を得たペットだけを撮影する
✓ 撮影後はデータを分けて保存する
長時間の動画はデータ容量が大きくなり、確認や編集にも時間がかかります。
シャンプー、ドライヤー、カットなど、工程ごとに撮影を分けると、必要な場面を探しやすくなります。
動画の形式をテンプレート化する
毎回異なる文字、色、BGM、構成を考えると、編集作業が増えます。
動画の基本構成を決めておけば、映像とペットの情報を差し替えて繰り返し使用できます。
✓ 冒頭に施術前の姿を表示する
✓ シャンプーやカットを数秒ずつ見せる
✓ 施術後の姿を大きく表示する
✓ ペットの名前や性格を紹介する
✓ 最後にサロン名と予約方法を表示する
✓ 共通する色やフォントを使用する
ビフォーアフター、お手入れ方法、ペット紹介など、企画ごとに一つずつテンプレートを用意する方法もあります。
すべての動画へ同じ演出を入れる必要はありません。無言の作業動画ではテロップや効果音を減らすなど、内容に合わせて調整しましょう。
複数本分の素材をまとめて整理する
撮影した動画をスマートフォンへ保存したままにすると、どのペットの素材なのか分からなくなる可能性があります。
✓ 撮影日
✓ ペットの名前または管理番号
✓ 飼い主さんの同意内容
✓ 公開できるSNS
✓ 公開前確認の有無
✓ 投稿済みの媒体
✓ 削除依頼の有無
フォルダ名や管理表へ記録し、素材と同意内容を確認できる状態にします。
ペットの名前をファイル名へ使用する場合は、保存場所や共有範囲にも注意が必要です。外部へデータを渡すときは、必要に応じて管理番号へ置き換えましょう。
投稿の曜日や頻度を決める
毎日投稿することよりも、無理なく続けられる頻度を決めることが大切です。
✓ 週に1本だけ投稿する
✓ ビフォーアフターを隔週で投稿する
✓ お手入れ動画を月に1本作る
✓ 季節の撮影背景を変更したときに投稿する
✓ 複数本をまとめて編集して予約投稿する
撮影できるペットがいなかった場合や、忙しくて確認が間に合わなかった場合は、無理に投稿する必要はありません。
店内紹介、お手入れ用品、予約前の注意点など、ペットが出演しない動画を準備しておくと投稿内容を調整できます。
11.動画編集を外注するときに伝えること
トリミング動画の編集を外注するときは、完成イメージだけでなく、公開できる範囲やペットごとの注意点も共有します。
素材には、飼い主さんやペットに関する情報、店内の会話、予約表などが含まれている可能性があります。公開用の動画だけでなく、撮影した元データの取り扱いについても確認が必要です。
動画の目的と投稿先を伝える
最初に、何のために動画を制作し、どこへ投稿するのかを伝えます。
✓ 新しい飼い主さんへサロンを知ってもらう
✓ 施術前後の変化を紹介する
✓ 飼い主さんへサロンでの様子を見せる
✓ 自宅でできるお手入れ方法を紹介する
✓ スタッフの雰囲気を伝える
✓ 求人へ活用する
YouTube Shorts、Instagramリール、TikTokでは縦動画が使用しやすく、YouTubeの通常動画や公式サイトでは横動画を使用する場合があります。
投稿先が決まっている場合は、画面の比率、希望する長さ、必要なファイル形式も伝えましょう。
ペットごとの掲載範囲を共有する
編集者へ素材を渡すときは、ペットごとに同意内容を確認できるようにします。
✓ 使用してよい映像
✓ 掲載してよいSNS
✓ ペットの名前を出してよいか
✓ 犬種・猫種・年齢を掲載してよいか
✓ 性格やエピソードを使用してよいか
✓ 飼い主さんの顔や声を使用してよいか
✓ 公開前確認が必要か
撮影日やファイル名だけでは、どのペットがどの媒体へ掲載できるのか分からなくなる可能性があります。
素材ごとに管理番号を付け、同意内容を一覧にして渡す方法もあります。
使用しない場面を明確にする
長時間の定点撮影では、公開できない場面も記録されます。
✓ ペットが強く嫌がっている場面
✓ 施術を中断している場面
✓ 安全のために複数人で対応している場面
✓ ほかのペットや飼い主さんが映っている場面
✓ スタッフの私的な会話
✓ 予約表やカルテが映っている場面
✓ 電話番号や住所が聞こえる場面
前後の状況を知らずに短く切り取ると、実際の施術内容とは異なる印象になる可能性があります。
公開しない場面には、撮影時間やファイル名を記載したメモを添えましょう。
編集の雰囲気と参考動画を共有する
「かわいく」「明るく」といった言葉だけでは、希望するデザインが伝わりにくい場合があります。
参考にしたい動画がある場合は、どの部分が近いのか具体的に伝えましょう。
✓ テロップの色やフォント
✓ 動画全体の明るさ
✓ 場面を切り替える速さ
✓ BGMや効果音の雰囲気
✓ ビフォーアフターの見せ方
✓ ペットの名前やエピソードの表示方法
✓ サロン名や予約案内の入れ方
無言の作業動画を希望する場合は、テロップや効果音を必要以上に入れず、作業音を残したいことも伝えます。
過度な美肌補正や色の加工を行うと、ペットの毛色や仕上がりが実際と異なって見える場合があります。自然な範囲での調整を依頼しましょう。
ぼかしや音声処理が必要な場所を伝える
編集者へ「個人情報があれば消してください」と任せるだけでなく、確認してほしい場所を具体的に伝えます。
✓ 飼い主さんやスタッフの顔
✓ 名札や制服の文字
✓ 車のナンバープレート
✓ 鏡や窓への映り込み
✓ 予約表やカルテ
✓ パソコンやスマートフォンの画面
✓ 名前や電話番号が含まれる音声
顔へ似顔絵やスマイルマークを重ねる場合は、人物が動いても顔全体を隠せるように追従させます。
動画の一部だけでなく、開始から終了まで隠す位置がずれていないか確認しましょう。
データの受け渡し方法を確認する
撮影した動画は容量が大きいため、メールへ直接添付できない場合があります。
✓ パスワードや権限を設定できる共有方法を使用する
✓ 閲覧できる人を限定する
✓ 公開リンクを不特定多数へ送らない
✓ ファイルの保存期間を決める
✓ 納品後に元データを削除する時期を決める
✓ バックアップの取り扱いを確認する
飼い主さんの名前をファイル名へ入れたまま渡すのではなく、必要に応じて管理番号へ変更します。
誤った相手へ共有リンクを送らないように、送信前に宛先とファイルを確認しましょう。
守秘義務や素材の削除について確認する
編集会社は、一般公開前の動画や飼い主さんに関する情報を扱います。
契約前に、素材をどのように管理し、誰が閲覧し、いつ削除するのかを確認しましょう。
✓ 業務で知った情報を第三者へ漏らさない
✓ 素材を許可なく実績として掲載しない
✓ 外部の編集者へ再委託する場合の条件
✓ 納品後の保存期間
✓ 契約終了後のデータ削除
✓ 情報が漏えいした場合の連絡方法
守秘義務契約を締結する場合は、対象となる情報、秘密情報に含まれないもの、契約期間、返却や削除の方法などを確認します。
社内や飼い主さんの情報を含む素材を外注するときの考え方については、以下のコラムでも詳しく解説しています。
関連記事:動画編集の外注時にNDAが重要な理由
12.撮影・掲載同意書テンプレート
ペットの写真や動画を撮影・公開するときは、飼い主さんへ利用目的や掲載先を説明し、事前に同意を得ることが大切です。
口頭で許可を得るだけでは、後から「撮影だけ許可した」「Instagramへの掲載はよいが、広告への使用は許可していない」など、認識の違いが生じる可能性があります。
撮影と掲載を分け、飼い主さんが希望する範囲を選べる同意書を用意しましょう。
無料で使用できる同意書テンプレート
トリミングサロンで使用できる、写真・動画撮影および掲載同意書のテンプレートを作成しました。
A4サイズのPDFをダウンロードし、そのまま印刷して使用できます。
[ペットの写真・動画撮影および掲載同意書をダウンロードする]
テンプレートで確認できる内容
テンプレートでは、次の内容を飼い主さんに選択・記入してもらえます。
✓ 写真や動画を撮影してよいか
✓ 撮影した写真や動画を掲載してよいか
✓ 掲載を許可するSNSや媒体
✓ 掲載してよいペットの情報
✓ 公開前の確認を希望するか
✓ コメント欄をどのように扱うか
✓ 公開後に削除を希望する場合の対応
✓ 飼い主さんの署名と記入日
撮影の許可と掲載の許可を最初に分けて確認できるため、「飼い主さんへ渡す写真は撮影してよいが、SNSへの公開は希望しない」といった選択もできます。
ペットちゃんの情報を記入できる
同意項目だけでなく、動画や投稿でそのペットらしさを紹介するための記入欄も設けています。
✓ ペットちゃんの名前
✓ 犬種・猫種
✓ 年齢・生年月日
✓ 撮影時に気をつけてほしいこと
✓ 好きなこと・もの
✓ ペットちゃんの性格
✓ 飼い主さんとの思い出
✓ 紹介してよいエピソード
飼い主さんに記入してもらうことで、施術中の映像だけでは分からない性格や普段の様子も動画へ取り入れられます。
ただし、記入された内容のすべてを自由に公開してよいわけではありません。動画や投稿文へ使用する内容は、掲載範囲と公開前確認の希望に合わせて扱いましょう。
サロンの運用に合わせて確認する
このテンプレートは、トリミングサロンが撮影や掲載について確認するときに使用できる一般的なひな形です。
実際に使用する前に、サロンの運用方法と内容が合っているか確認してください。
✓ 使用していないSNSを削除する
✓ 削除依頼の連絡先を店内や公式サイトで案内する
✓ 削除依頼の受付方法を決める
✓ 同意書の保管場所を決める
✓ 公開前確認の期限を決める
✓ スタッフへ運用方法を共有する
✓ 必要に応じて専門家へ相談する
地域の法令、契約内容、サロンのサービスによって必要な項目が異なる場合があります。
テンプレートを使用したことだけで、すべてのトラブルを防げるわけではありません。飼い主さんへ内容を説明し、希望を確認したうえで使用しましょう。
まとめ
トリミングサロンでは、施術前後のビフォーアフター、シャンプーやドライヤーの様子、トリマーがペットへ接している姿などを動画で発信できます。
飼い主さんが普段は見られない施術中の様子を紹介することで、初めてサロンを利用する人にも安心感を与えられます。
✓ 施術前後を同じ位置から撮影する
✓ シャンプーから完成までを短くまとめる
✓ 無言の作業動画で施術の様子を見せる
✓ ペットの性格や思い出を紹介する
✓ 自宅で簡単にできるお手入れ方法を伝える
✓ スタッフの人柄が分かる企画を制作する
YouTube Shorts、Instagramリール、TikTokへ投稿する場合は、9:16の縦動画で撮影すると複数のSNSへ活用しやすくなります。
撮影する時間がない場合は、スマートフォンやカメラを三脚へ固定し、施術全体を定点で記録する方法もあります。後から必要な場面を選んで編集すれば、施術中に何度もカメラを操作する必要がありません。
ただし、動画を撮影することよりも、ペットの安全と施術を優先することが大切です。撮影機材が作業を妨げる場合や、ペットがカメラやライトを怖がる場合は、無理に撮影しないようにしましょう。
ペットの撮影とSNSへの掲載は分けて確認します。
飼い主さんが撮影を許可していても、YouTube、Instagram、TikTok、公式Webサイト、広告など、すべての媒体への掲載を許可しているとは限りません。
掲載してよい媒体、ペットの名前やエピソードを使用してよいか、公開前確認を希望するか、コメント欄をどのように扱うかを事前に確認しましょう。
動画を公開した後は、ペットや飼い主さんを傷つけるコメントが投稿されていないか定期的に確認します。コメント管理が難しい場合は、コメントを保留する設定や、コメント欄を無効にする方法も検討できます。
また、撮影対象以外のペット、飼い主さん、スタッフ、予約表、カルテ、車のナンバーなどが映り込まないように注意が必要です。鏡や窓への反射、店内の会話や電話の音声も含め、公開前に動画全体を確認しましょう。
記事内では、トリミングサロンで使用できる撮影・掲載同意書のPDFテンプレートを無料で配布しています。
撮影の可否、掲載の可否、利用する媒体、公開前確認、コメント欄の扱いに加え、ペットの好きなこと、性格、飼い主さんとの思い出なども記入できます。サロンの運用方法に合わせて内容を確認し、ご活用ください。
株式会社インテックでは、トリミングサロンで撮影した動画をもとに、YouTube動画、Instagramリール、TikTokなどの編集を承っています。
定点カメラで撮影した長時間の素材から必要な場面を選び、ビフォーアフター、施術紹介、お手入れ動画などへ編集することも可能です。
撮影はできても編集する時間がない場合や、複数のSNSで使用できる動画を制作したい場合は、お気軽にお問い合わせください。
MOVIE CREATION
伝わる動画を、企業の力に。
株式会社インテックでは、YouTube・SNS動画・採用動画・企業紹介動画など、
お客様の目的に合わせた動画制作を行っています。
撮影済みの素材を活用した動画編集についても、お気軽にご相談ください。
