飲食店向け調理動画の撮り方|定点撮影のコツと公開時の注意点

たこ焼きや和菓子、キャンディなど、職人の手元を映す調理動画はスマートフォン1台でも撮影できます。定点撮影の方法、調理音の収録、公開範囲、店舗の許可、海外向け発信のポイントを紹介します。

COLUMN

飲食店向け調理動画の撮り方|定点撮影のコツと公開時の注意点

たこ焼きや和菓子、キャンディなど、職人の手元を映す調理動画はスマートフォン1台でも撮影できます。定点撮影の方法、調理音の収録、公開範囲、店舗の許可、海外向け発信のポイントを紹介します。

たこ焼き、キャンディ、和菓子を作る手元を映した飲食店の定点調理動画

飲食店の調理風景は、料理が完成するまでの工程や職人の手仕事を楽しめる動画として人気があります。

たこ焼きを焼く様子、飴を練って伸ばす工程、色を混ぜながら練り切りを仕上げる場面などは、作業する人が話さなくても、映像や調理音だけで魅力を伝えられます。定点撮影であれば、スマートフォン1台から始めることも可能です。

一方、飲食店で動画を撮影・公開する場合は、店舗や運営会社の許可が必要です。特にチェーン店では、店舗の判断だけで公開できない場合があります。また、仕込み方法や材料の配合、ほかのお客様、従業員の顔、伝票など、映してはいけないものにも注意しなければなりません。

本記事では、飲食店向けにスマートフォンを使った調理動画の撮り方や、手元を見やすく撮影するコツ、公開前に確認しておきたい内容を解説します。日本人向けに制作した動画を海外へ発信する場合に利用できる、YouTubeの翻訳機能とオートダビングについても紹介します。

この記事で分かること

✓ 飲食店の調理動画が注目される理由
✓ 無言の調理動画に向いている題材
✓ スマートフォンで定点撮影する方法
✓ 調理音をきれいに収録するポイント
✓ 店舗やチェーン本部へ確認すべきこと
✓ 動画に映してよい範囲の決め方
✓ お客様や従業員の映り込みを防ぐ方法
✓ 翻訳機能とオートダビングの違い
✓ 海外の視聴者にも動画を届ける方法
✓ 動画編集を外注するメリットと注意点

目次

1.飲食店の調理動画が注目される理由
2.調理動画に向いている料理や作業
3.スマートフォンを使った調理動画の撮り方
4.動画で公開できる範囲を決める
5.スマートフォンで定点撮影する方法
6.調理工程を見やすく撮影するポイント
7.調理音をきれいに収録する方法
8.お客様や従業員の映り込みを防ぐ
9.調理動画を見やすく編集する方法
10.YouTubeで海外の視聴者にも発信する方法
11.調理動画の編集を外注するメリット・デメリット
12.まとめ

1.飲食店の調理動画が注目される理由

飲食店の調理動画には、普段は見る機会が少ない料理や食品の制作工程を楽しめる魅力があります。

完成した料理を映すだけでなく、材料が少しずつ形を変え、一つの商品として仕上がっていく様子を見せることで、視聴者の興味を引きやすくなります。

完成までの変化を楽しめる

調理動画では、何もない状態から料理が完成するまでの変化を映せます。

✓ たこ焼きを鉄板の上で丸く焼き上げる
✓ 温めたキャンディを伸ばして形を整える
✓ 色を混ぜた練り切りで動物や季節の花を作る
✓ パンやケーキへ飾り付けをする
✓ 完成した料理を器へ盛り付ける
✓ ソースやトッピングで仕上げる

特に、形や色が大きく変化する工程は、料理に詳しくない人でも内容を理解しやすいでしょう。

会話がなくても内容が伝わりやすい

調理する手元と作業の流れが見える動画であれば、出演者が話し続けなくても内容を伝えられます。

鉄板で食材が焼ける音、包丁で材料を切る音、生地を混ぜる音などを活かすと、調理現場の雰囲気も伝えやすくなります。

話すことが苦手なスタッフでも出演しやすく、顔を映さずに手元だけで撮影できる点も、飲食店が取り組みやすい理由の一つです。

商品や職人の技術を紹介できる

完成した商品の写真だけでは、調理にかけている手間や職人の細かな技術まで伝えることは難しい場合があります。

調理動画にすることで、一つひとつ手作業で作っていることや、焼き方、形の整え方、盛り付けへのこだわりなどを映像で紹介できます。

店舗や商品の宣伝だけを前面に出すのではなく、視聴者が調理工程そのものを楽しめる内容にすると、自然な形でお店や商品の魅力を知ってもらえるでしょう。

2.定点調理動画に向いている料理や作業工程

定点調理動画には、作業の様子が画面内に収まりやすく、完成までの変化が目で分かる料理や工程が向いています。

同じ作業を一定の場所で繰り返す場合は、カメラを固定しても手元を追いやすいため、少ない機材でも撮影しやすいでしょう。

焼き上がるまでの変化が分かる料理

たこ焼き、お好み焼き、クレープ、パンケーキなどは、生地が焼き上がっていく変化を見せられます。

たこ焼きの場合は、生地を流し入れるところから始める必要はありません。たこ焼きを丸く返す工程から、舟へ盛り付け、ソースやトッピングをかけて完成させるところまででも、一本の動画としてまとめられます。

✓ 生地の形が変わっていく
✓ 焼き色が少しずつ付く
✓ 同じ作業がテンポよく繰り返される
✓ 盛り付けによって完成品の見た目が変わる

鉄板や調理器具の位置が固定されているため、定点撮影とも相性がよいでしょう。

職人の細かな手作業を見せられる食品

和菓子や飴細工などは、手元の細かな動きや職人の技術を見せやすい題材です。

例えば、白い練り切りへ少しずつ色を混ぜ、カラフルなインコや季節の花を作る様子は、完成までの変化を楽しめます。

キャンディを何度も伸ばしたり、切り分けたりする工程も、一定のリズムがあるため、作業音を活かした動画に向いています。

✓ 練り切りで動物や花を形作る
✓ 飴やキャンディを伸ばす
✓ パン生地を同じ大きさに分ける
✓ ケーキへクリームや飾りを加える
✓ 寿司や弁当を順番に盛り付ける

完成品だけでは分からない、作り手の技術や丁寧さを伝えられる点も魅力です。

盛り付けや仕上げの工程

長い調理工程をすべて撮影しなくても、盛り付けや仕上げの部分だけで動画を作れます。

料理を器へ盛り、ソース、粉糖、クリーム、果物などを加えていく様子は、短い時間でも見た目が大きく変わります。

店舗のレシピや仕込み方法を公開できない場合でも、お客様へ提供する直前の工程であれば撮影できることがあります。

ただし、どの工程まで公開できるかは店舗によって異なります。撮影する料理を決める際は、映像としての見栄えだけでなく、公開しても問題のない作業かどうかも確認しましょう。

3.スマートフォンを使った調理動画の撮り方

飲食店の調理動画は、本格的なカメラがなくてもスマートフォン1台から撮影できます。

ただし、スマートフォンを手に持ったまま長時間撮影すると、画面が揺れたり、調理する人の動きを妨げたりする可能性があります。定点撮影では、スマートフォンを安全に固定できる環境を整えることが大切です。

最低限用意したい撮影機材

スマートフォンのほかに、三脚や固定用アームがあると撮影しやすくなります。

✓ スマートフォン
✓ スマートフォン対応の三脚または固定用アーム
✓ 必要に応じて照明
✓ 充電ケーブルまたはモバイルバッテリー
✓ レンズを拭くための柔らかい布
✓ 必要に応じて外付けマイク

短い動画であれば、スマートフォンと固定器具だけでも撮影できます。最初から多くの機材を揃えるのではなく、実際に撮影しながら必要なものを追加してもよいでしょう。

撮影する向きと掲載先を決める

撮影を始める前に、動画をどこへ投稿するのか決めておきます。

YouTubeの通常動画や自社サイトへ掲載する場合は横向き、YouTubeショート、Instagramのリール、TikTokなどへ投稿する場合は縦向きが基本です。

同じ映像を複数の場所で使用したい場合は、調理する手元や料理を画面の中央付近へ収めておくと、後から縦長や横長へ切り抜きやすくなります。

ただし、縦向きと横向きを後から変更すると、画面の端に映っていた調理器具や手元が切れることがあります。主に使用する投稿先を先に決め、その画面サイズに合わせて撮影するのがおすすめです。

スマートフォンを安全な場所へ固定する

スマートフォンや三脚は、調理する人の動線を妨げない場所へ設置します。

コンロや鉄板の近くでは、熱、蒸気、油はねによって端末が汚れたり、故障したりする可能性があります。調理器具がぶつかる位置や、不安定な棚の上も避けましょう。

✓ 調理する人の腕や道具がぶつからない
✓ 火や鉄板へ近づけすぎない
✓ 蒸気や油が直接かからない
✓ 三脚や固定器具が倒れない
✓ お客様やスタッフの通路をふさがない
✓ 食材や調理器具の上へ落下しない

固定用アームを使用する場合も、取り付け部分が緩んでいないか確認します。

撮影前に短いテスト動画を確認する

本番前に、10秒から30秒程度のテスト動画を撮影しましょう。

実際に調理する動きを行い、手元が画面から外れないか、照明で料理が白く飛んでいないか、スタッフの顔や店内の情報が映っていないかを確認します。

スマートフォンの空き容量や充電残量も事前に確認しておくと、調理の途中で撮影が止ま

4.調理する手元を見やすく撮影する方法

定点調理動画では、調理する人の顔よりも、手元、食材、調理器具の動きが主役になります。

料理が画面の外へ出たり、手や調理器具で隠れたりすると、完成までの変化が伝わりにくくなります。実際の作業を確認しながら、見やすい位置へカメラを設置しましょう。

真上または斜め上から撮影する

手元を中心に映す場合は、真上または斜め上から撮影する方法があります。

真上から撮影すると、食材や調理器具の配置が分かりやすくなります。盛り付け、練り切り、弁当作りなど、平らな作業台の上で行う工程に向いています。

斜め上から撮影すると、手元だけでなく、料理の厚みや奥行きも伝えられます。たこ焼き、クレープ、パンケーキなど、焼き上がる様子を見せたい場合に使いやすい角度です。

ただし、カメラを高く設置しすぎると手元が小さくなり、低すぎると調理する人の腕で料理が隠れます。実際の作業位置に立ち、画面を確認しながら高さと角度を調整しましょう。

調理する範囲を画面内へ収める

調理中に使用する場所を、最初から最後まで画面内へ収めます。

例えば、たこ焼きを撮影する場合は、鉄板だけでなく、返すための道具や盛り付ける舟を置く場所まで確認しておきます。

✓ 食材を置く場所
✓ 調理する場所
✓ 使用する道具
✓ 完成品を置く場所
✓ 盛り付けや仕上げを行う場所

スマートフォンの画面いっぱいに料理を映すと迫力は出ますが、作業中に手元が見切れやすくなります。少し余裕を持って撮影し、必要に応じて編集で拡大すると調整しやすいでしょう。

料理が自然に見える明るさにする

店内が暗い場合は、照明を使用して手元を明るくします。

照明を料理の正面から強く当てると、食材が白く見えたり、調理する人の手で濃い影ができたりすることがあります。斜め前や横から光を当て、料理の色や質感が自然に見える位置を探しましょう。

窓から入る自然光を利用する場合は、撮影中に日差しの強さや向きが変わることがあります。長時間撮影する場合は、途中で映像の明るさが大きく変わっていないか確認します。

ピントと明るさを固定する

スマートフォンは、画面内で手や調理器具が動くたびに、ピントや明るさを自動で変えることがあります。

撮影前に主役となる料理や作業台を画面上で選択し、使用している端末で可能であれば、ピントや明るさを固定しておきましょう。

レンズが油や指紋で汚れていると、映像全体が白っぽく見えることがあります。撮影前にレンズを柔らかい布で拭くだけでも、映像が見やすくなります。

画面内の不要なものを片付ける

調理する場所の周辺に物が多いと、視聴者がどこを見ればよいのか分かりにくくなります。

使用しない容器、布巾、伝票、清掃用品などは、撮影前に画面の外へ移動しましょう。

材料のパッケージ、仕入先の情報、注文票、スタッフ用の資料などが映ることもあります。画面内を整えることは、映像を見やすくするだけでなく、公開してはいけない情報の映り込みを防ぐことにもつながります。

5.無言動画と調理音を活かした動画の作り方

飲食店の調理動画は、出演者が話さなくても制作できます。

食材を切る音、鉄板で焼ける音、生地を混ぜる音などを聞かせることで、映像だけでは伝わりにくい調理現場の臨場感を出せます。

無理にナレーションや会話を加えず、調理する手元と音を中心に構成する方法もあります。

スマートフォンの内蔵マイクでも撮影できる

静かな時間帯に、スマートフォンを調理する場所の近くへ固定できる場合は、内蔵マイクでも調理音を録音できます。

✓ 食材を切る音
✓ 鉄板や油で焼ける音
✓ 生地を混ぜる音
✓ キャンディを伸ばしたり切ったりする音
✓ 料理を器へ盛り付ける音
✓ ソースやトッピングを加える音

最初に短いテスト動画を撮影し、目的の調理音が聞こえるか確認しましょう。

換気扇、冷蔵庫、食器洗浄機、空調設備などの音が大きい場合は、スマートフォンを調理する場所へ近づけるだけでも、聞こえ方が変わることがあります。

ただし、火、油、蒸気へ近づけすぎないように注意が必要です。

指向性マイクで目的の音を録音する

周囲の音が多い店舗では、指向性マイクを使用する方法もあります。

指向性マイクは、マイクを向けた方向の音を中心に収録するため、スマートフォンの内蔵マイクよりも目的の調理音を拾いやすくなる場合があります。

例えば、たこ焼きが焼ける音を録音したい場合は、鉄板の近くへマイクを向けます。キャンディを切る音を聞かせたい場合は、作業台の方向へ向けて設置します。

ただし、指向性マイクを使用しても、周囲の会話や店内の音を完全に消せるわけではありません。本番前に録音し、音量や雑音を確認しましょう。

マイク本体やケーブルが調理の邪魔にならないこと、食材や調理器具の上へ落下しないことも確認します。

店内の会話や個人情報が入っていないか確認する

映像に人が映っていなくても、音声から個人が特定されたり、店舗の内部情報が伝わったりする可能性があります。

✓ お客様やスタッフの会話
✓ お客様の名前や注文内容
✓ 電話で話している内容
✓ スタッフ同士の業務連絡
✓ 店内放送や呼び出し
✓ 公開前の商品や企画に関する会話

撮影中に不要な会話が入った場合は、その部分をカットするか、音声を小さくするなどの編集が必要です。

営業中に撮影する場合は、映像だけでなく音声にも公開できない情報が含まれていないか確認しましょう。

BGMを入れすぎない

調理音を活かしたい場合は、BGMを大きくしすぎないことが大切です。

映像の雰囲気を整えるためにBGMを使用する場合も、料理が焼ける音や食材を切る音が聞こえる程度まで音量を下げます。

また、店舗内で流れていた音楽が撮影時に録音され、そのまま動画へ入ることもあります。店内で流してよい音楽であっても、撮影した動画へ収録して公開できるとは限りません。

YouTubeへ投稿する場合は、権利を確認できる音源や、YouTubeが提供するオーディオライブラリの音源を使用する方法があります。

参考:動画に音声トラックを追加する|YouTube公式ヘルプ

市販の楽曲やインターネット上で見つけた音源を、許可を確認せずに使用することは避けましょう。

6.撮影前に店舗や会社へ確認すること

飲食店の調理動画は、撮影するスタッフだけの判断で公開できるとは限りません。

特にチェーン店やフランチャイズ店では、店舗責任者が撮影を許可しても、本部の方針によって動画を公開できない場合があります。

撮影後に公開できないことが分かると、撮影や編集にかけた時間が無駄になってしまいます。最初に、誰の許可が必要なのかを確認しましょう。

撮影と公開の両方について許可を得る

店舗内で撮影できることと、撮影した動画をインターネット上へ公開できることは、別々に確認する必要があります。

✓ 店内で動画を撮影してよいか
✓ 調理場を撮影してよいか
✓ 撮影した映像を公開してよいか
✓ 公開できる料理や作業工程はどこまでか
✓ 店名やロゴを映してよいか
✓ スタッフの顔や声を使用してよいか
✓ 広告や宣伝へ使用してよいか
✓ 公開前の映像確認が必要か

「撮影してよい」と言われただけで、YouTubeやSNSへの投稿も許可されたと判断しないようにしましょう。

チェーン店では本部への確認が必要な場合がある

チェーン店やフランチャイズ店では、店舗ごとに自由に動画を公開できないことがあります。

店長や店舗責任者だけで判断せず、本部、広報担当者、運営会社などへの確認が必要かを聞いておきましょう。

会社によっては、ブランドイメージ、制服の映り方、ロゴの使用方法、商品の見せ方、投稿する文章などに決まりが設けられています。

過去に店舗独自のSNS投稿を行っていた場合でも、動画の撮影や公開について同じ扱いになるとは限りません。今回の企画内容を伝えたうえで確認することが大切です。

どのアカウントから投稿するか決める

撮影前に、完成した動画をどのアカウントから公開するのか決めておきます。

✓ 会社の公式アカウント
✓ 店舗の公式アカウント
✓ チェーン全体の公式アカウント
✓ 制作会社が管理するアカウント
✓ スタッフ個人のアカウント

店舗の宣伝を目的とする場合は、会社や店舗が管理する公式アカウントから投稿する方法が基本です。

スタッフ個人のアカウントから投稿すると、退職や担当変更の際に動画を管理できなくなる可能性があります。コメントへの対応、動画の削除、修正後の再投稿を誰が行うのかも決めておきましょう。

動画データを誰が保管するか、投稿後に編集データを残すかについても確認しておくと安心です。

企画書が必要か確認する

調理動画を撮影するために、必ず本格的な企画書を作らなければならないわけではありません。

個人経営の店舗で、経営者自身が撮影内容と公開範囲を判断できる場合は、簡単な打ち合わせだけで進められることもあります。

一方、チェーン店や複数の担当者が関わる会社では、社内申請や本部確認のために企画書の提出を求められる場合があります。

企画書を作成する場合は、次の内容を簡潔にまとめましょう。

✓ 動画を制作する目的
✓ 撮影する料理や作業工程
✓ 撮影する日時と場所
✓ 出演するスタッフ
✓ 映してよい範囲と映してはいけない範囲
✓ 投稿するアカウント
✓ 公開予定日
✓ YouTube、Instagram、TikTokなどの掲載先
✓ 公開前に確認する担当者
✓ 動画や編集データの管理者

本格的な資料が不要な場合でも、これらの内容をメールや社内チャットへ残しておくと、担当者同士の認識違いを防ぎやすくなります。

許可された内容を記録しておく

撮影や公開について口頭だけで確認すると、後から許可の範囲が分からなくなることがあります。

撮影日、掲載先、公開できる工程、スタッフの映り込み、ロゴの使用など、合意した内容は書面、メール、社内チャットなどで残しておきましょう。

公開後に動画を別のSNSや広告へ再利用する可能性がある場合は、その使い方についても事前に確認します。

一度許可を得た動画でも、別の商品や別の店舗を撮影するときは条件が変わる場合があります。新しい動画を制作するたびに、必要な確認を行いましょう。

7.公開できる範囲と企業秘密を守る方法

調理動画を公開すると、店舗の魅力だけでなく、普段は外部へ見せていない作業や情報まで伝わる可能性があります。

レシピ、仕込み方法、食材の仕入先、調理機器の設定などは、店舗にとって重要な情報です。撮影後にモザイクをかけるだけでは対応できない場合もあるため、撮影前に映してよい範囲を決めておきましょう。

公開する工程と公開しない工程を分ける

料理が完成するまでのすべてを見せる必要はありません。

例えば、たこ焼き店で生地の作り方や配合を公開できない場合は、仕込みの場面を撮影せず、たこ焼きを焼くところから始めます。

✓ たこ焼きを丸く返す
✓ 焼き上がったたこ焼きを舟へ移す
✓ ソースやマヨネーズをかける
✓ 青のりやかつお節を加える
✓ 完成した商品を見せる

このように、公開できる工程だけでも、見応えのある動画を制作できます。

和菓子店でも、材料の配合や下準備を映さず、用意された練り切りへ色を付け、インコや花の形へ整える工程だけを撮影する方法があります。

分量や材料名が分からない撮り方にする

レシピを公開しない場合は、材料を入れる順番だけでなく、分量や材料名が分かる映像にも注意が必要です。

✓ 計量器に表示された数値
✓ 材料が入っていた袋や容器
✓ 手書きのレシピや作業表
✓ 調味料や材料のラベル
✓ 調理機器に設定した温度や時間
✓ 仕入先が記載された箱や伝票

画面の端に一瞬映っただけでも、動画を停止したり拡大したりすると内容を確認できる場合があります。

見せられない情報は、撮影場所から移動する、ラベルを隠す、カメラの向きを変えるなど、撮影時点で映らない状態にしておきましょう。

店内の設備や作業環境にも注意する

料理や手元だけを撮影しているつもりでも、背景から店舗内部の情報が伝わることがあります。

調理場の配置、在庫の保管場所、防犯設備、スタッフ用の暗証番号、鍵の置き場所などは、公開を避けたほうがよい情報です。

新商品、発売前のメニュー、取引先に関する資料などが映っていないかも確認します。

スマートフォンの画面では見落とすことがあるため、公開前はパソコンなどの大きな画面でも映像を確認しましょう。

完成した動画を責任者が確認する

撮影時に問題がないように見えても、完成した動画を公開する前に、店舗責任者や広報担当者などが確認することが大切です。

✓ 公開してはいけない調理工程が入っていないか
✓ レシピや分量が分かる場面がないか
✓ 新商品や社内資料が映っていないか
✓ 不要な会話が音声に入っていないか
✓ 店名やロゴの見せ方に問題がないか
✓ 投稿文に未公開情報が含まれていないか

修正が必要な場合は、該当する場面を削除する、別の映像へ差し替える、画面の一部を切り取るなどの方法で対応します。

モザイクで隠せる場合もありますが、重要な情報が映った場面は、できるだけ使用しないほうが安全です。

外部の編集者へ渡す情報を限定する

調理動画の編集を外注する場合は、公開できない情報が含まれた撮影データを外部へ渡す可能性があります。

必要のない映像や資料は共有せず、編集に使用するデータだけを渡しましょう。秘密保持契約を結ぶ場合も、何を秘密情報として扱うのか、データをどのように保管・削除するのかを確認します。

営業秘密の管理方法に不安がある場合は、独立行政法人工業所有権情報・研修館が運営する知財総合支援窓口へ相談する方法もあります。

参考:INPIT知財総合支援窓口

契約を結ぶだけで情報漏えいを完全に防げるわけではありません。撮影する段階から、見せる必要のない情報を映さないことが重要です。

8.映り込み・衛生面・安全面の注意点

飲食店の調理場には、スタッフ、お客様、注文票、私物など、公開を避けたいものが多くあります。

調理する手元だけを撮影する場合でも、画面の端や鏡、窓、金属製の調理器具へ周囲の様子が映り込むことがあります。

また、撮影機材を調理場へ持ち込むときは、衛生面と安全面にも配慮が必要です。

お客様やスタッフを無断で映さない

お客様の顔や姿が映る可能性がある場合は、撮影する時間やカメラの向きを変更し、できるだけ撮影時点で映らないようにします。

スタッフが出演する場合も、顔、声、名札などを公開してよいか、本人へ確認しておきましょう。

✓ お客様やスタッフの顔
✓ 制服に付けた名札
✓ 声や会話の内容
✓ 車のナンバープレート
✓ 荷物や衣類などの私物
✓ 店内の鏡やガラスに映った人物

出演を許可したスタッフであっても、会社の公式サイト、YouTube、SNS、広告など、どこへ掲載するのかを伝えることが大切です。

退職後の動画の扱いや、本人から削除を希望された場合の対応についても、あらかじめ決めておくと安心です。

注文票や個人情報を映さない

注文票、予約表、レシート、配送伝票などには、お客様の名前、電話番号、住所、注文内容が記載されている場合があります。

撮影前に画面の周辺を確認し、個人情報が記載されたものは別の場所へ移動しましょう。

モニターやタブレットの画面、スマートフォンへ届いた通知から情報が見えることもあります。

✓ 注文票や予約表
✓ レシートや領収書
✓ 配送伝票
✓ 電話番号や住所を記載したメモ
✓ レジや注文管理端末の画面
✓ スタッフの勤務表

編集時にぼかす方法もありますが、動くものを長時間隠し続けるには手間がかかります。撮影時点で映さない方法が確実です。

金属やガラスへの映り込みを確認する

調理場では、ステンレス製の台、鍋、冷蔵庫、ガラス、鏡などに、撮影者や店内の様子が反射することがあります。

カメラの正面だけでなく、画面内にある光沢の強いものも確認しましょう。

撮影者の顔、ほかのスタッフ、撮影機材、公開してはいけない場所が反射している場合は、カメラの角度や立ち位置を変更します。

照明の位置を少し動かすことで、強い反射や映り込みを抑えられることもあります。

撮影機材を清潔に扱う

スマートフォンや三脚は、日常的に手で触れるため、調理器具や食材の近くへ置くときは衛生面への配慮が必要です。

スマートフォンを作業台へ直接置いたり、食材の上へ固定したりすることは避けましょう。

✓ 撮影前に機材の汚れを確認する
✓ 食材や食器の上へ機材を置かない
✓ 調理器具と撮影機材を同じ場所へ置かない
✓ スマートフォンを触った手で、そのまま食材へ触れない
✓ 撮影担当者と調理担当者を分ける
✓ ケーブルを調理台の上へ垂らさない

撮影しながら調理する場合は、スマートフォンを操作するたびに手が止まり、衛生管理が複雑になります。可能であれば、撮影開始後は端末に触れずに済むよう準備しましょう。

火・油・蒸気から機材を離す

コンロ、鉄板、揚げ物用の鍋などの近くへ撮影機材を設置すると、熱や油によって端末が故障するだけでなく、転倒ややけどにつながる可能性があります。

三脚や固定用アームが調理する人の腕に当たらないか、ケーブルへ足を引っかけないかも確認します。

✓ 火や高温の鉄板へ近づけすぎない
✓ 油や蒸気が直接かからない位置へ置く
✓ 三脚の脚を通路へ出さない
✓ 電源コードを床へ放置しない
✓ 固定用アームの緩みを確認する
✓ 機材が食材や鍋の上へ落ちないようにする

撮影中に危険を感じた場合は、映像を残すことよりも調理場の安全を優先し、撮影を中止しましょう。

9.調理工程を見やすくする編集のポイント

定点撮影した映像をそのまま公開すると、作業が止まっている時間や同じ動きが続く部分が長くなり、見たい場面へ進むまでに時間がかかることがあります。

不要な部分をカットし、料理が変化する場面を中心に残すことで、調理工程を見やすくできます。

動きのない時間をカットする

食材や道具を取りに行く時間、次の作業を始めるまでの待ち時間などは、必要に応じてカットします。

✓ 調理する人が画面から離れている
✓ 食材や道具を準備している
✓ 焼き上がりを待っているだけの状態が長い
✓ 同じ作業が必要以上に続いている
✓ 撮影者と話して作業が止まっている
✓ カメラの位置を直している

すべての待ち時間を削除する必要はありません。焼き色が変わる様子や、キャンディが少しずつ伸びる様子など、完成までの変化が伝わる部分は残しましょう。

長い工程は速度を調整する

同じ作業が長く続く場合は、映像の速度を上げる方法があります。

和菓子へ少しずつ色を加える工程、キャンディを繰り返し伸ばす工程、パン生地を同じ形へ整える工程などは、一部を早送りにすると流れを短くまとめられます。

ただし、職人の細かな手の動きや調理音を見せたい場面まで速くすると、動画の魅力が伝わりにくくなります。

作業の始まりと仕上がる瞬間は通常の速度で見せ、途中の繰り返しだけ速度を上げるなど、工程によって使い分けましょう。

必要な場面だけ拡大する

定点撮影では、作業範囲が画面から外れないように、少し広めに撮影することがあります。

編集時に、細かな作業や完成した料理だけを拡大すると、視聴者が注目する場所を分かりやすくできます。

✓ たこ焼きを返す手元
✓ 練り切りで目や羽を作る部分
✓ キャンディを切り分ける瞬間
✓ 焼き色が付いた部分
✓ ソースや飾りを加える場面
✓ 完成した商品の見た目

拡大しすぎると映像が粗くなったり、手元が画面から切れたりするため、元の映像を確認しながら調整します。

テロップは必要な情報に絞る

出演者が話さない動画でも、短いテロップを入れることで、料理名や作業内容を伝えられます。

✓ 商品名や料理名
✓ 現在行っている作業
✓ 使用している道具
✓ 完成までにかかる時間
✓ 店舗から伝えたい短い情報
✓ 最後の店舗名や案内

ただし、画面いっぱいに文字を表示すると、調理する手元が見えにくくなります。

「焼き上げます」「形を整えます」「仕上げにソースをかけます」など、短い言葉にまとめましょう。

分量や材料名を公開しない場合は、テロップから企業秘密が伝わらないように確認することも必要です。

調理音が聞きやすいように整える

映像の途中で音量が急に大きくなったり、小さくなったりする場合は、編集で調整します。

換気扇や空調設備の音が大きいときは、雑音を抑える機能を使用する方法もあります。ただし、雑音を強く消しすぎると、調理音まで不自然になることがあります。

料理が焼ける音、切る音、混ぜる音など、動画で聞かせたい音を決めてから調整しましょう。

BGMを加える場合も、調理音が聞こえる程度の音量にします。

色や明るさを自然に整える

料理の色が暗く見えたり、撮影の途中で明るさが変わったりした場合は、編集で調整できます。

食材の色を必要以上に鮮やかにすると、実際の商品と見た目が異なる可能性があります。店頭で提供する料理に近い、自然な色合いを意識しましょう。

複数の日に撮影した映像を組み合わせる場合は、明るさや色の違いが目立たないように揃えます。

公開前に最初から最後まで確認する

編集が終わったら、完成した動画を最初から最後まで再生します。

✓ 映像や音声が途中で途切れていないか
✓ 手元や料理が見切れていないか
✓ テロップに誤字がないか
✓ 店内の会話が残っていないか
✓ 公開できない情報が映っていないか
✓ お客様や許可を得ていないスタッフが映っていないか
✓ BGMや効果音の利用条件に問題がないか

短い場面でも、一時停止すると情報を読み取れることがあります。責任者にも完成動画を確認してもらい、許可を得てから公開しましょう。

10.海外へ発信するときの翻訳機能とオートダビング

たこ焼き、和菓子、キャンディなどを作る動画は、日本の食文化や職人の技術に興味を持つ海外の人へも発信できます。

ただし、最初から外国人向けだけの動画として制作する必要はありません。まずは日本人に分かりやすい動画を作り、必要に応じてYouTubeの翻訳機能やオートダビングを利用する方法があります。

元のタイトルは日本語のままでもよい

日本人を主な視聴者とする場合は、動画の元のタイトルと説明文を日本語で作成します。

海外へも発信したい場合は、日本語のタイトルを英語へ置き換えるのではなく、YouTube Studioから翻訳したタイトルと説明文を追加できます。

参考:自分の動画のタイトルと説明を翻訳する|YouTube公式ヘルプ

調理する人が話さない動画では、翻訳したタイトル、説明文、字幕などを利用して、料理名や作業内容を伝えましょう。

「練り切り」「だし」「あんこ」など、日本独自の食べ物や材料は、名前を翻訳するだけでなく、簡単な説明を加えると伝わりやすくなります。

話している動画ではオートダビングを利用できる場合がある

作り手が日本語で調理方法や商品の特徴を説明している場合は、YouTubeのオートダビングを利用できることがあります。

オートダビングは、動画内の音声を翻訳し、別の言語の音声トラックを自動生成する機能です。

一方、発話がほとんどなく、調理音やBGMだけで構成された動画は、オートダビングの対象にならない場合があります。利用できるチャンネル、動画、言語も異なるため、YouTube Studioで対応状況を確認しましょう。

参考:オートダビングを使用する|YouTube公式ヘルプ

翻訳した内容を公開前に確認する

自動翻訳やオートダビングでは、店舗名、商品名、料理名、材料名などが正しく認識されないことがあります。

✓ 店名や商品名が正しく伝わっているか
✓ 料理名や材料名が別の言葉になっていないか
✓ 数量や価格に間違いがないか
✓ 調理方法の意味が変わっていないか
✓ 不自然な言葉や失礼な表現になっていないか

アレルギーや原材料などの重要な情報は、自動翻訳だけを信用せず、内容を確認できる人へチェックを依頼しましょう。

詳しい設定方法や海外向け動画の準備については、次の記事で解説しています。

関連記事:YouTubeの翻訳機能の使い方|字幕・タイトル・音声で海外へ発信する方法

関連記事:日本の魅力を海外へ発信する方法|観光・文化・商品を動画で届けるポイント

11.調理動画の編集を外注するメリット・デメリット

調理動画はスマートフォンでも撮影できますが、不要な部分のカット、速度調整、音量の調整、テロップの追加などには時間がかかります。

撮影は店舗で行い、編集だけを外部へ依頼する方法もあります。

ただし、編集を外注しても、撮影や公開の許可、公開範囲の判断まで自動的に行ってもらえるわけではありません。依頼する側が必要な情報を整理し、編集者へ伝えることが大切です。

調理動画の編集を外注するメリット

編集を外注すると、店舗のスタッフは調理や接客などの本来の業務へ集中しやすくなります。

✓ 不要な部分のカットを任せられる
✓ 長い工程を見やすい長さへまとめられる
✓ 調理音やBGMの音量を整えられる
✓ 料理名や作業内容のテロップを追加できる
✓ 複数の動画でデザインを揃えられる
✓ 横長動画から短い縦長動画を作れる場合がある
✓ 定期的な投稿を続けやすくなる

同じ店舗の動画を継続して依頼すると、使用する文字、色、ロゴの位置、動画の終わり方などを統一しやすくなります。

撮影した映像が長い場合でも、見せたい工程を指定することで、短い動画へまとめてもらえます。

調理動画の編集を外注するデメリット

外注には費用がかかり、修正内容を伝えるための確認作業も必要です。

✓ 編集費用が発生する
✓ 完成までに一定の時間がかかる
✓ 希望する雰囲気が伝わらない場合がある
✓ 修正回数によって追加料金がかかる場合がある
✓ 撮影データを外部へ共有する必要がある
✓ 店舗側の確認が遅れると公開予定日も遅れる
✓ 撮影されていない場面は編集で追加できない

手元が画面から外れている、料理が暗く映っている、重要な場面を撮影していないといった問題は、編集だけでは直せないことがあります。

撮影前に構図や必要な場面を編集者へ相談できる場合は、撮影方法についても確認しておくとよいでしょう。

編集者へ公開範囲を伝える

撮影データに企業秘密や個人情報が含まれている場合は、どの場面を使用できるか明確に伝えます。

✓ 使用してよい調理工程
✓ 使用してはいけない場面
✓ 隠す必要がある材料や道具
✓ 顔を出してよいスタッフ
✓ 映してはいけないお客様や個人情報
✓ 使用してよい店舗名やロゴ
✓ 動画を公開する媒体
✓ 編集データの保管期間と削除方法

「問題のある部分は適宜カットしてください」と伝えるだけでは、編集者が店舗の企業秘密や社内ルールを判断できません。

使用禁止の時間帯や場面を指定し、必要に応じて参考画像や簡単な指示書も共有しましょう。

依頼前に納品条件と修正範囲を確認する

編集者や制作会社によって、料金に含まれる作業内容は異なります。

✓ 動画の長さ
✓ テロップを入れる範囲
✓ BGMや効果音の有無
✓ 色や明るさの調整
✓ 雑音を抑える編集
✓ 縦長動画への作り替え
✓ サムネイルの作成
✓ 修正できる回数
✓ 完成動画と編集データの納品
✓ 元の撮影データの保管期間

YouTubeの通常動画、ショート動画、Instagramのリールなどへ使用する場合は、必要な画面サイズと納品形式も伝えます。

料金だけで決めず、飲食店や手元作業の動画を編集した経験があるか、情報管理の方法を説明してもらえるかも確認しましょう。

店舗側で最終確認してから公開する

編集者が映り込みや不要な情報を確認していても、何が企業秘密に当たるかを最終的に判断できるのは店舗側です。

完成動画を受け取ったら、調理責任者、店舗責任者、広報担当者などが内容を確認します。

修正箇所を伝える場合は、「1分12秒の材料が映っている部分を削除」のように、時間と修正内容を具体的に指定すると伝わりやすくなります。

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💡編集者のワンポイント
撮影前に「必ず見せたい工程」と「絶対に映してはいけない情報」を分けておくと、撮り直しや編集後の大幅な修正を減らせます。完成動画のイメージに近い参考動画がある場合は、依頼時に一緒に共有しましょう。

まとめ

飲食店の調理動画は、たこ焼きが焼き上がる様子、キャンディを伸ばす工程、練り切りを動物や花の形へ仕上げる様子など、完成までの変化や職人の技術を伝えられる動画です。

スマートフォン1台でも撮影できますが、三脚や固定用アームを使用し、手元が見切れない位置へ安全に設置することが大切です。店内が静かであればスマートフォンの内蔵マイクでも調理音を録音でき、周囲の音が多い場合は指向性マイクを使用する方法もあります。

撮影前には、店舗や会社から撮影と公開の許可を得て、投稿するアカウントや公開できる範囲を決めておきましょう。チェーン店では、店舗責任者だけでなく、本部や広報担当者への確認が必要な場合もあります。

生地の配合、仕込み方法、食材の仕入先などを公開できない場合は、すべての調理工程を映す必要はありません。たこ焼きを焼くところから盛り付け、ソースをかけるところまでなど、公開できる工程だけでも動画を制作できます。

お客様やスタッフ、注文票、店内の資料などの映り込みにも注意が必要です。スマートフォンや三脚を調理場へ持ち込むときは、衛生面と安全面にも配慮しましょう。

長い調理工程は、不要な部分をカットしたり、繰り返し作業の速度を調整したりすると見やすくなります。日本人向けに制作した動画を海外へも発信したい場合は、翻訳したタイトルや説明文を追加できます。作り手が日本語で説明している動画では、利用条件を満たしていればオートダビングを使える場合もあります。

株式会社インテックでは、撮影済みの動画をもとに、YouTubeの通常動画、ショート動画、Instagramのリールなどに合わせた動画編集へ対応しています。

「調理工程を短く見やすくまとめたい」「手元と調理音を活かした動画を作りたい」「同じ映像を複数のSNSで使用したい」など、目的に合わせてお気軽にご相談ください。

MOVIE CREATION

伝わる動画を、企業の力に。

株式会社インテックでは、YouTube・SNS動画・採用動画・企業紹介動画など、
お客様の目的に合わせた動画制作を行っています。
撮影済みの素材を活用した動画編集についても、お気軽にご相談ください。